ウッドバルコニーにペンキを塗る 2018年8月28日(火)
この家に住み始めて10年が過ぎました。この家は、自分で建てた家ではなくて、前に住んでおられた方が建てた家を買い取ったものです。前の住人は、新築から2年ほどしか住んでおられないということでした。しばらく空き家になっていて、売りに出されたとき気にいって買ったものです。
買った当時は綺麗な家でしたが、あちこち家の手入れをしなければいけない時になってきました。6月の下旬には、床下で水漏れがあり、水道業者に来てもらい大騒動をしました。10年以上も経つと、家も修理が必要になってきます。これまで団地を数回引っ越ししながら生活をしてきていて、一戸建ての家に住むのは、今の家が初めてです。団地住まいの時は、管理組合が計画的に外壁塗装や配管のメンテナンスをしてくれていたので、人任せ、業者任せという感覚でしたが、持ち家となると、自分で判断してメンテナンスをしていく必要があります。初めてのことばかりで、大変です。
最近、ルーフバルコニーで朝から書き仕事をするようになって、裏側の2つのバルコニーも、気になり始めました。引っ越ししてきてから数年経った時、家の裏側にある一階ウッドバルコニー(2×4m)と、二階のバルコニーを取り囲む板塀(2×8の広さを囲む高さ2m)のペンキ塗り(防腐剤入り)を、一度自分でしたことがあります。その後、どんどん学校の仕事が忙しくなり、仕事オンリーの生活を過ごしてきて、その後の手入れはできないままでした。やっと最近、2回目のペンキ塗りをしようと思い立ちました。本当なら、もっとこまめに塗った方がよいのですが、それがなかなかできていませんでした。
少し前に、ペンキを買ってきて、よく見える場所にペンキと刷毛を飾っておきました。猛暑と言われる毎日なので、なるべく気温の低い日で、午後からの太陽の当たらなくなった時間帯にしようと、そのペンキの缶を数日間見ながら、気合を高めました。そうしていると、まず、ウッドデッキの表面の汚れをブラシでこすって落とした方がよいなと思い、そこから実行しました。ブラシで洗ってきれいにするだけで、日頃運動をしていないためか、すっかり疲れてしまいました。その後、乾かすという名目で、気力と体力の復活に二日も必要でした。二日後にはそれでもやっと、一階裏のウッドデッキをすっかりペンキで塗ることができました。たった2、3時間のしごとなので、これまででも、いつでもできるようなことですが、それがなかなかできるものではなかったのです。ハゲハゲだったウッドデッキは、すっかり真新しい姿に見えるようになりました。もっと早くやればよかったなと、この時は思いました。少し気を良くして、次は二階のバルコニーの、木製の囲み壁を塗ろうと、決心しました。また、気力と体力の復活に数日を要して、二階の木製の囲みの部分と、そのバルコニーに敷いている木製の簀の子を昨日、塗り始めました。前回のウッドデッキの残りのペンキを使っているので、途中で作業は中止となり、夕食後、ペンキを買いに行きました。今日の夕方、再びその続きをするつもりです。
一度やり始めると、勢いが付くものです。それは、出来上がりが思っている以上に綺麗になるので、達成感があるからです。一階ウッドデッキの仕上がりに気分良くしているので、今日は、昨日に続いて、二階バルコニーのペンキ塗りが続けられそうです。
最近テレビで、芸能人が自分でリフォームをする様子を取り上げた番組がよくあります。たまに見てしまいます。また、若い主婦の人で、 毎日少しずつ団地の自分の部屋をリフォームしていき、ネットにその変化の写真を公開している人がいます。そういうのを見ていると、自分でできること、自分がしたいことは、自分ですればよいのだということに気づかされます。自分で家を建てている人、自分で家具を作っている人、ミニチュアを作っている人など、いくらでも趣味で作っている人がいます。少し前に書いた、先生をやめて靴職人になった女性も、中古の家を自分の力で1年間かけて改装して、靴のお店、喫茶店、靴作りの作業場所、住居部分など、自分で作り上げていました。
なんでも、自分でやると決めると、それなりにできるようになるということですね。ペンキ塗りから頑張ります。
▼ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさんが、53歳で亡くなった。
▼8月は、この「きつねTのこぎつねだより」のブログを、毎日更新することができた。ストックは、3日分しかない。ほぼ、リアルタイムで書きながら、ブログアップができているので、今月はいい調子。9月も続くかなあ。