旅行の記録の書き方 2018年8月12日(日)

 

 晴歩雨読のストックが、いよいよ3つほどになってきました。朝早くからお出かけをすると、その日は疲れて夕方には晴歩雨読を書かないので、書き置きが減ります。これまで晴歩雨読は、朝に書く習慣があるので、伊吹山や上高地のように早朝から出かけると、ストックが減るということが分かりました。

 今年の4月からほぼ毎日、晴歩雨読を「きつねTのこぎつねだより」のブログに掲載してきて、最初は60程のストックがありましたが、ついに夏休みに入り、最近書いた1週間前ぐらいの出来事の文章になってきました。4月当初は、4年前に書き始めた晴歩雨読の掲載から始めたのですが、そろそろ数日前の記録の掲載になってきました。

 お出かけをした夕方や夜にも、少しでも書くようにしないと、これからお出かけを増やすと、どんどん書かない日が多くなってくるように思いました。翌日に一気にまとめようと思わないで、まず出かけた日に、簡単な時程だけでも書き留める文章を書くようにするということです。そうしないと、晴歩雨読を毎日掲載できなくなります。

 昨日、伊吹山の文章を書いていると、何時にどこへ行ったのかという、時刻と場所の記録に、まずかなり時間がかかりました。メモをとりながら旅行に行けばよいのですが、あまりできていないからです。花や虫の写真の整理は、影像のトリミングや明るさ調整にかなり時間がかかります。また、それらの名前を調べるのは、さらに時間がかかります。旅行中に手に入れたパンフレットや資料と突き合わせながら、また、ネットで調べながら、かなりの時間をかけて自然観察の写真の記録をします。上高地や伊吹山と2回の旅行記を書いていて、写真の整理掲載と文章記録書きの作業には、いくつかのステップがあることが分かってきました。

 

・時刻、場所の名称、印象のメモを旅行をしながら書く。

・写真を撮る。パンフレットを集める。

・帰ってからパンフレットなどの資料の整理をして、時程と道順の記録を書く。(晴歩雨読①)

・写真の選別、トリミングや明るさ調整などをする。

・写真の植物や昆虫の名前を調べる。(写真ブログ①)

・自然観察を整理して書く。コースを分けて記録していく。(晴歩雨読②③④・・)

・植物や昆虫をさらにアップする。(写真ブログ②)

 

と、いうように、部分的に進めながら、部分的に晴歩雨読に書いていくようにするといいなあと思いました。ブログは、毎日、少しでもアップしたいものです。そこを続けるために、少しずつ晴歩雨読を書き進めるようにすることです。上高地も伊吹山も、一つの文章にするには、かなり時間がかかりました。苦痛ではないのですが、一気に進めていると、翌日はずっと座ったままの生活というようになりました。上高地の記録の場合は、数日間、座ったままになりました。

 記録を一気に全部を書こうとするので、時間がかかってしまいます。上高地の場合は、〇〇~○○というように、一日の中でもさらに細かく分けるようにするべきでした。日帰りの伊吹山の場合でも、登りと下りに分けるとよいのでしょう。一気に全部を書こうとして翌日疲れてしまい、逆に旅行に行った翌日が億劫になってしまいそうです。ブログを書くのに疲れます。これでは本末転倒です。

 これから、毎日の記録としての晴歩雨読になっていくので、ブログへのストックは、昨日の晴歩雨読だけになります。旅行に行くと、ブログが書けない日ができてしまうというのはよくありません。何か少しでも書きつないで、旅行記を書きあげるようにしたいなと思いました。

 上高地へ行ったとき、2泊したのですが、どちらのホテルでもフリーWi-Fiがつながるようにしてありました。もうそんな時代になっているので、ブログアップもできます。その日のうちに、「メモを整理して、時程、場所の記録をする」、これが大切だと今回気づきました。そうしないと、旅行へ行った翌日は、ずっと一日中、座ったままになってしまいます。旅行をしながら、また、帰って直ぐに時程をまず書いて、旅行記を書く区切りをいくつかに分ける見通しを持つようにします。それから、観察資料を整理して記録していくと、長く続く趣味の記録になっていくと思いました。

 五木寛之さんの「流されゆく日々」の、日々の記録の方法は、実は、そのようになっていました。一つのテーマで、新聞掲載の何日か分の記録でした。分けて書きつなぎ、何日かかけて全体を書くという方法でした。