晴歩雨読生活も困難です 2018年8月9日(木)
晴歩雨読生活は、のんびり生活と思うのですが、なかなか自分の生活リズムを維持していくのが難しいものです。特に、最近のような35度を超えるような暑さになると、午後から二階の西向きの部屋はクーラーが全く効かなくなるので、仕事や読書が二階の部屋ではできなくなります。気温が35度の日は、少なくとも空気の温度が35度です。さらに太陽光が、壁やガラス戸やバルコニーを温めて、それらの表面温度は40度を超えています。そうなると、二階の部屋の中の温度は気温を超えて40度ぐらいになります。このような状況が、今年は7月当初からずっと続いています。主に家で過ごしている、晴歩雨読生活者にとっては、苦難の夏となりました。
昨日(8月8日)は、関東に台風13号が近づいてきていて、西日本には北風が吹きました。久しぶりに最高気温が30度前後でした。雲も多くて、照り付ける直射日光がありませんでした。今年の夏初めて、午後からでも、クーラーをつけないで部屋で仕事を進めることができました。
仕事を現役でしている頃は、夏休みも毎日職場に行っていました。通勤は涼しい電車ですし、学校でもクーラーが効いている部屋を探して仕事をしていたので、暑さをそれほど気にしないで乗り越えてきました。今年のような異常高温でもなかったのかもしれません。しかし、今年のような猛暑の状況では、家での生活者は、まったく居場所がなくなってしまいます。歩きにも出られない、家の中でも落ち着く場所がなくなり、晴歩雨読生活を続けるのには、とても気力が必要になります。異常な暑さに、生活リズムをすっかり乱されてしまいます。
それでも、午前中はなんとか部屋で文章を書いたり本を読んだりします。かろうじて、毎日、晴歩雨読だけは書き続けました。午後からは家の仕事、孫の世話、そしてだらだらテレビ(ボクシング協会のできこと)を見てしまって、殆ど家から出ないこともあります。そこで昨日は夕食後に、少しでも歩くために駅前の本屋に行きました。駅前には天牛書店とTSUTAYAがあります。地下鉄の改札前を通ると、仕事帰りの疲れた顔の人たちが電車からたくさん流れ出てきます。ちょっと前までは、その流れの中にいたんだなと思いますが、羨ましく思うことは全くありません。「ご苦労様、しっかり一日働いたね」と、心の中で言ってあげました。
天牛書店では古本を見ます。250円、380円、480円、580円と、4日おきに本が入れ替わり、値段設定も変わります。380円ぐらいの時が自分には一番よく、時には1500円、2500円と、高い本ばかりの時もあります。700円を超える表記をしている場合は、店に入ることはありません。そのような高い古本を買うことは絶対にあり得ません。250円、380円、480円の時、村上春樹さんのエッセイや訳本、高田宏さん、谷沢永一さんの本をまず探し、その他、興味のある、歩きや登山に関する本や、自然や科学に関する本を見つけて買っています。天牛書店で本を見た後は、TSUTAYA書店に行き、新刊書と新書と文庫を見ます。殆ど買わないのですが、たまに、目に止まる新書が出た時には、買ってしまいます。
晴歩雨読生活の、晴歩が特にできていません。朝から歩くと、書く時間が無くなってしまうので避けていて、午後からは暑くて全く歩くのは不可能ですので、殆ど歩かなくなっています。夕食後、5キロほどの歩くコースを決めたので、それを8月に入って2回ほど歩いているのですが、毎日はできていません。体の調子が本当によくありません。毎日、10キロ歩いていた冬から春の頃は、足やお腹の筋肉もいい感じに緊張していたのですが、最近は、たるんできています。
昨日、TSUTAYAで本を見ていて、〇〇日記という本を見つけてハッとしました。そういえば、最近、5年日記を書くことを、すっかり忘れていました。そんなことって今までなかったのですが、自分でも怖くなりました。ボケてきているのかなあ、生活のリズムが本当に悪いのかなあ、と思いました。晴歩雨読の文章だけは毎日書いているので、それを辿りながら1週間ほどの日記を一気に書きました。自分でもびっくりでした。それほど、毎日の生活リズムが崩れているということだなと、反省です。
今日の朝は、雲が多くて過ごしやすい天気です。直射日光がないので、助かります。学校の授業をしていた時のように時計を見ながら、1時間ごとにすることを決めて、区切りを付けながら、進めることにしました。
▼昨日テレビで、南アフリカの荒野で、550キロほどを走破するアドベンチャーレースの様子を見ました。世界各国から50チーム程が参加しています。4人一組で、女性が一人入っています。通過ポイントが指定されていて、走る、ボート、自転車などで、走りきるレースです。4~5日間、殆ど寝ないで行う過酷なレースでした。こんなすごい人たちもいるのだなと、思いました。人間って、凄い可能性があることが分かります。