英語の本を読み始めて 2018年8月8日(水)
英語で書かれた海外の小説やSFやミステリーを読みたいと思い、英語に取り組み始めて1か月になります。大阪市立中央図書館で本を借りてきて、何冊か読みました。2週間で本を返さなければならないので、2週間に一度大阪まで出かけていく必要があります。最初4冊借りて、3冊読みました。次は5冊借りて、3冊読みました。昨日は6冊借りてきました。日本で考えると、小学校の低学年から中学年の子どもが読むような本です。シリーズで書かれている本が何種類かあり、そのシリーズごとに2冊ずつ借りてきて、それぞれのシリーズの特徴をつかみながら、読み進めています。まだ、6冊しか読めていません。
6冊読んで、少し変化があります。分からない単語を上手に読み飛ばしていくことができるようになりました。そして、どうしてもキーワードになると思われる単語は、いくつかだけ辞書で調べるようにしています。子ども向けのものなので、簡単な単語で書かれていて、大人の小説、新聞記事のように、全ての単語を調べなければならない状況ではありません。そのため、なんとか意味を探りながら「読み進める」ことが出来ます。これまで、英文を「読み進める」ということはしたことがありませんでした。辞書を片手に、まず分からない単語を片っ端から調べて、日本語になった単語を拾い集めて、筋の通る文章に書き換えてきたというのが、これまでの英語を読むという作業でした。味わう、面白い、分かるというレベルに達したことがありませんでした。常に、日本語に置き換えた言葉を並べ替えていたというのが英語の勉強でした。いま小学生向けの本を読んでいて、ストーリーを追いかけることができるという、読む体験をしています。まだ、文章を味わう、面白みを感じるところまでは達していません。低学年の本でも、分からない単語があまりにも多くて、困ってしまいます。子ども向けの本でこんな感じなので、到底、新聞や小説が読めるわけがありません。英語圏の小学校高学年が読むような本に至るまでには、かなり時間がかかるような気がします。早く小学校低学年の読書から卒業したいものです。小学校で教育をしてきた経験があるので、小学校高学年の子ども達が読む本のレベルも、かなり広いことを知っています。小学生高学年向けの本が味わえるようになると、少し小説、SF、ミステリーの本の世界に近づくことができると思います。5年生6年生の国語の教科書の文章は熟知しています。大人から見れば、小学校高学年の国語は、苦労なく楽しめる内容ばかりですが、子ども達は苦労していました。英文国語もたぶん同じなので、英文国語の高学年教科書レベルの物語が楽しめるようになって初めて、大人の文学へと進むことができると考えます。
また、簡単な英語の文章では、戻り読みしないで、左から右へと読み進めることに少し慣れてきました。これは大きな進歩です。「私は、読む、本を」という、英語での読み方ができるように頑張っています。今まではいつも「私は、・・本を、‥読む」と、戻り読みを常にしていたのを、左から右へと読み進めて、戻らないように心がけています。これに慣れてくると、町の中、駅のホームなどで見かける英文も、左から右へと読み進められるようになります。行ったり戻ったりする、日本語置き換え読みをしなくなり、少し読むのが早くなります。英語100万語を読むことを目標にかかげているグループの人たちが、読んだ英語の単語数の累積に合わせて、読むスピードを書き留めながら進めていることが少し分かりました。早く読むということではなくて、左から右へとどんどん読み進め、英語の文章をそのまま理解していくことをめざしていたのだということです。
・分からない単語は読み飛ばす。
・意味が取れない本は、また、のちに読むようにして、読める本を読む。
・簡単な文章を早く読めるように、たくさんの英文に触れる。
これらのルールは、とてもよいように思います。一年間以上、もしかしたら3年間、小学校低学年の本で修業が必要かもしれませんが、簡単な文章でたくさん英文に触れるようにしたいなと思います。図書館にある、低学年用の本を全部読むつもりで、3年間修行をしたいと思います。
幼稚園に行くようになってから、植物や昆虫の写真を撮ってブログに載せています。かなり、草花や昆虫にたくさん触れるようになってきました。識別も少し深くなってきました。英語も同じように、かかわり続けると、分からない英単語も、気になるようになると思います。以前、子どもに聞かれたとき分からなかったものが、昨日突然、ヤマボウシの実であることが分かりました。気にしていくことが深まることにつながるのでしょう。草花、昆虫の識別ができるように、英語の文章にも慣れていくようにしたいです。
読むのと、書くのを並行していくことも大切かもしれません。昆虫や草花は、やはり見るだけではありません。ブログに書くことで、記憶に残っています。パソコンで、一部分でも書きながら、印象付けていくことも必要なのかもしれません。どのようにしましょう。