今年の夏は、例年にない猛暑です。6月の末から、37度、38度が当たり前に続き、京都や岐阜や愛知などでは、40度を超える日があります。家でも、あまりに暑いので、午後からは、二階の部屋ではクーラーをつけても室温が下がりません。仕事部屋にしているのですが部屋で仕事はできません。かつては、30度を超える日が数えるほどしかないような冷夏の時もあったように思うのですが、今年は、毎日35度を超える日々になっています。熱中症になって、救急搬送される人も毎日たくさんいるようです。

この暑さは、スペイン、ポルトガル、フランスでも報告されていて、46度という気温になるということです。北極圏でも30度を超える気温になっているともいいます。

 

  大阪の8月上旬の過去の気温

 

1965年

             

 

 

 

 

 

8月

1

2

3

4

5

6

7

 

 

最高気温

34.4

34.5

33

33.5

34.5

36.7

31.9

 

34.1

最低気温

24.3

24.6

25.8

24.2

26.1

26.8

25.1

 

 

1975年

             

 

 

8月

3

4

5

6

7

8

9

 

 

最高気温

35.6

35.1

34.6

31.9

28.2

31.4

31

 

32.5

最低気温

26.5

26.4

27.2

23.2

22.4

23.5

21.2

 

 

1985年

             

 

 

8月

4

5

6

7

8

9

10

 

 

最高気温

36.7

35.4

34.2

33

34.1

34

34

 

34.5

最低気温

25.9

25.8

26.4

25.3

26.7

25.7

25.5

 

 

1995年

             

 

 

8月

6

7

8

9

10

11

12

 

 

最高気温

34.7

35.4

35.4

35.4

32.7

32.8

32.4

 

34.1

最低気温

27.8

27.9

27.5

27.9

28.1

26

25.6

 

 

2005年

             

 

 

7

8

9

10

11

12

13

 

 

最高気温

34.5

35.2

35

34.6

35

33

30

 

33.9

最低気温

25.1

26.3

26.8

28

27.8

28

27

 

 

2018年

             

 

 

  8月

-

-

1

2

3

4

5

 

 

最高気温

34.6

36.2

34.9

35.7

35.3

37.1

36.8

 

36

最低気温

25.6

26.7

26.9

27.8

28

26.5

27.7

 


 

 

 私が子どもの頃からの、10年ごとの気温の推移を調べてみました。

 8月上旬の頃の一週間の気温を、gooの過去の気温データから書き出してみました。小学生の頃(1965年)、夏休みの宿題で気温調べをしていて、33度ぐらいが夏の最高温度だったような記憶がありました。調べると、その通りでした。暑いと言っていた夏でも、クーラーはもちろんなく、扇風機だけで過ごしていました。夜は、蚊帳をつって、寝ることができていました。

 1965年以降の気温を、10年おきに書き出してみて、少しずつ気温が上がっている様子が分かります。特に、35度を超える日が、徐々に増えていて、最低気温は、25度台以下になる日が減ってきています。

 日本の夏は、どのような要因で暑くなっているのでしょうか。また、今年だけが気圧配置の関係で異常なのでしょうか。気象予報士の人が、50年間ほどの7月、8月の気温の変化をきちんと整理して発表してほしいなと思います。でも、人ごとにしないで、9月になると自分で整理してみることにしましょう。1960年ごろからの気温データを得ることが出来るので、それをエクセルにコピーして、平均気温を出すことができます。少し時間はかかるのですが、自分で整理して、グラフを書いてみることにします。