上高地旅行の独自学習 2018年7月25日(水)
明日から2泊3日の旅行に行く予定をしています。体調がすぐれず、昨日と今日の二日間、点滴をしてからの旅行となってしまいました。少しだけ、独自学習をしてからいくことにします。小学校で学級を持っている時、子ども達は、本を見ながら、また、ネットの資料を持ち込んで、ノートに独自学習をしてから、奈良さんぽや、白川郷合宿、東京合宿などへ行きました。もちろん、新しい学習に入る前にも、教科書を広げて自分でまずは独自学習をしました。子ども達と同じように、今回、訪れることができそうなところの位置関係を頭に入れて、見どころを書き出してみることにしました。
▼焼岳 北アルプスの一峰で上高地の西にそびえる活火山。標高は2455m。1915年(大正4年)の噴火で、梓川が堰き止められて大正池ができました。一番最近の噴火は、1962~1963年(昭和37~38年)。硫気活動が盛んなため山腹には木々が育たないが、火山の熱源によりふもとには平湯温泉などの温泉が噴出しています。中部山岳国立公園地内に属し、日本百名山のひとつです。
▼福地化石館 平成13年9月に飛騨自然館が休館してしまったため、まとまった福地の化石を見られる場所が無くなってしまいました。しかし、平成16年12月に、この福地化石館がオープンしたおかげで再び、福地の化石たちと再会することになりました。この福地化石館は、飛騨自然館と比べると、敷地も狭く展示されている化石標本の数も少ないため、少々物足りませんが、古生代の海の様子を分かり易すく説明するジオラマや化石標本の1つ1つに備え付けられているキャプチャー等に工夫が凝らされており、満足感を得られることは間違いありません。展示室は、「地球と歴史の進化」「福地・太古の海」「福地と化石」「化石ギャラリー」「化石からのメッセージ」「情報コーナー」の6つのコーナーに分けられています。
▼上高地 北アルプスの美しい山々に囲まれた、標高約1500mの高地。大正池や梓川沿いの散策路から、厳しく崇高な山々を仰ぎ見、また季節や時間ごとに移り変わる自然に浸るひとときを過ごすことができます。むかしから多くの文人や画家を魅了してきました。北アルプスへの登山の基点ともなっています。上高地はマイカー規制となっておりますので、バスかタクシーでの入山となります。お車でお越しの際は平湯温泉あかんだな公共駐車場をご利用下さいませ。(駐車料金:普通車600円/1日) バス運賃 大人 2,050円(往復) 所要時間 平湯温泉からバスで30分
▼新穂高ロープウェイ 新穂高温泉から標高2156mまで空中散歩が楽しめる、世界第2位のスケールを誇るロープウェイ。日本初の2階建てゴンドラも運行中です。北アルプスの大迫力と雲上の世界を堪能できます。営業時間は、季節によって異なります。所要時間 平湯温泉からバス・お車で30分
▼乗鞍岳 岐阜県と長野県を跨ぐ北アルプスの南端に位置し、標高3026mの剣ヶ峰を主峰に 23の山々の総称として呼ばれています。日本百名山のひとつ。”乗鞍岳”という名称は元々平湯側からの山容が馬の鞍に似ていたところから「鞍ヶ峰」と呼ばれていたのが転じて、”乗鞍岳”となったといわれています。平安時代の頃には、山を神として敬う山岳宗教の対象とされており、修験者たちの修行場とされていました。いまは頂上付近まで、乗鞍スカイラインや乗鞍エコーラインが通り、バスやタクシー(マイカー規制のため)で、素晴らしい雄大な景観を見ることができます。バス 2,300円(往復)平湯温泉からバスで約60分
▼五色ヶ原 乗鞍山麓五色ヶ原は、中部山岳国立公園の南端にある約3,000haの広大な森林地帯で山地帯から亜高山帯に分布する植生は、ブナ・ミズナラ・サワグルミ などの広葉樹林やシラビソ・オオシラビソ・コメツガなどの針葉樹林、可憐な花を咲かせる希少な山野草の植生が確認されています。また、多くの渓流と滝、池、湿原のほか、様々な野生動物や野鳥・昆虫が生息し、四季折々の表情を見ることができます。
▼飛騨高山 古い街並に天領時代の面影をのこす雅やかな城下町、飛騨高山。出格子のれんの三町界隈、絢爛豪華にくりひろげられる春秋の高山祭。そして昔ながらの朝市など見どころもたっぷりです。平湯温泉からお車で約50分です。
▼飛騨大鍾乳洞 奥飛騨も昔は海の底だった?ここでは3億年前のサンゴや、200年でやっと1m出来る鍾乳石が見られる。鍾乳洞の発見者、大橋外吉氏のコレクション館を隣接。料金大人1000円 営業時間 4月から10月 …8:00~17:00 所要時間 平湯温泉からバスで約30分
▼白骨温泉散策道B 駐車場から小梨平まで、ゆっくり歩いて30分。秋にはドングリや栃の実が散らばるブナ、ナラ林を抜け、一面の白樺と熊笹が広がる爽快な風景へ。小梨が白い花をつける春もおすすめ。歩きやすい靴で出かけましょう。【散策道登り30分・下り20分】
▼噴湯丘・球状石灰岩 太古に湧出した白骨温泉の湯には、炭酸石灰成分が多く含まれる。そのため噴出した場所には沈殿物が多く付着して幾重にもなった「噴湯丘」が見られる。この沈殿物のなかには世界的にもたいへん珍しい球状の石灰岩が含まれ、国の天然記念物に指定されている。噴湯丘が見られる場所は、白船グランドホテル前の道路右手と(解説の看板が目印)【白骨温泉観光案内所より徒歩約8分】と、かつらの湯丸永旅館の裏手【白骨温泉観光案内所より約1キロ】の2ヶ所。
▼白骨温泉散策道A 湯上がり後の夕涼みに歩きたい、しっとりとした風情の木道と石畳。春の芽吹きと紅葉の頃が美しいカツラの大木。石畳を歩きながら湯川の流れを眺めつつ、つり橋へ。隧通しと冠水渓が望めます。
以上、今回行くことができるであろう場所を、ネットのあちこちから書き出してみました。上高地に関する本も一冊買いました。上高地を歩く時の詳しい地図も、その本にのっています。毎日、歩くことを中心に、見学を深めたいと思います。