歩く宣言 2018年7月18日(水)

 

 昨日の15回目の講義で、奈良の大学での3年間の講義を終えることをお伝えしました。文科省へ提出する来年度のシラバスも、もう通っているのにもったいないと引き留めてくださっているのですが、来年度の講義を断る決心がぶれないようにお菓子を買って準備して、事務室にきちんと挨拶をすることができました。学科長も出てこられて挨拶をしてくださいました。また、講師控室で、いつも顔を合わせる4人の先生にも、お菓子を準備していて、ちょうど昨日も全員と出会うことができたので、楽しく談笑し、それぞれの先生にお菓子を渡して挨拶ができました。

 事務室の方への挨拶の時、「小学校の教師の38年間(研究所勤務4年間、主幹3年、副校長1年を含む)は、子どもを中心に、本当にすべての時間を教育のために使ってきたこと、そしてその後、3年間、いろいろな大学や幼稚園で、それまでとは違った教育を経験させていただけたことは、とてもありがたかった。」とお伝えし、「これからしばらくは、自分の時間を作って、日本各地や国外を、自分の足で歩いてみたい。」と大きく宣言をしてしまいました。講師控室の先生方からは、「どこを歩いておられるか、ブログをたまには見ますね」と、言ってもらいました。

 宣言をしてしまったからには、ブログに書けるように、本当に歩き始めなければいけません。夏は暑いのですが、それなりに歩いたことを、この晴歩雨読に書く生活に向かいたいと思います。晴れたら歩いて、雨だったら読書をする生活です。家の周り、近くの公園を歩くのではないので、それなりに計画が必要です。冬から春にかけて、東・中・西高野街道、長尾街道、竹内街道、伊勢街道、熊野街道、紀州街道、京街道、西国街道、山の辺の道などを、かなり歩いてきたので、次は、少し大阪から離れたところを歩くようにしたいと考えています。

 ちょっと遠くの道を歩くのは、4チャンネルのアナウンサーの「河田さんとくっすん」がテレビ番組の企画で歩いているようになると思います。現地に行って、そこで10キロほど歩くという方法です。そのためには、ちょっと資料を集める必要もあります。土地勘がないところを歩くのはとても大変です。外国から来られた人でも、和歌山の中辺路を歩いています。中には、テントを担いで歩いている人もいます。世界各国を歩いている人なのでしょう。

 それにしても、今年の暑さは記録的な状況です。7月でこのような高温になるのは、本当に珍しいことです。8月のお盆頃から月末にかけてが、最高気温になるのですが、どうなっていくのでしょうか。これまで、何度が暑い中を歩く経験をしているのですが、30度を超えると1時間が限界で、35度近くでは30分歩くと、体温が上がってしまって下がらなくなります。コンビニに飛び込んで、10分ほど、居させてもらった経験があります。7月、8月の歩きは、どうすればよいのでしょうか。日本中が暑い状況です。

 今日は、午後から金剛山へ行って、頂上付近で過ごそうかなと思います。アカトンボも、暑い夏は山へ避暑に行くようです。

 

▼中学生が運動場で活動をしていて、10人ほどが熱中症で救急搬送される。

▼プール水泳中に、熱中症になり、救急搬送される。プールでも、水分補給をしないと、熱中症になることが分かる。

▼岐阜県多治見市で40.7度にもなる気温が記録されている。