自然史博物館に行く 2018年7月16日(月)
15日(日)、自然史博物館に行きました。孫のあゆきが朝から来たので、午後から暑さから逃れるために、博物館に行きました。休日なので、親子づれがたくさん来ていました。外国人もちらほら混じります。
3歳前の孫は、恐竜やゾウやワニの骨格標本や、復元模型をどのように見ているかはよく分からないのですが、大きいので、それなりに圧倒されているようです。私が写真を撮ると、その恐竜の前で、ピースをして笑顔をつくります。博物館は動くものがないので、外の植物園の園内に出ることにしました。池を渡る橋の上から、大きなコイと、カメが泳いでいるのが見えます。橋を渡り、池のすぐ横まで近づける場所に行くと、近くまでコイとカメが寄って来ます。パンくずなどの餌を持ってこなかったのですが、干しブドウのお菓子をもっていたので、それを一粒ずつやりました。コイもカメも、奪い合うように食べてくれました。あゆきも喜んでいます。動くものは、楽しいです。池に沿って歩くと、トンボが止まっています。「シオカラトンボ」と、あゆきがいいます。「シオカラトンボを覚えているんだ」と、すこしびっくりしました。次に赤いトンボがいました。「アカトンボ」と教えました。イトトンボも飛んでいました。ガマの穂があり、ハスのつぼみがあり、遠くには白鳥が2羽優雅に浮かんでいます。暑さも忘れて、池で楽しく過ごせました。池から戻る道沿いでは、どんぐりが拾えたり、セミの抜け殻を見つけたりしました。暑くても、動くといいなあと思いました。あゆきさんぽが、できました。
夕方、家にもどってから、水色の色画用紙に、池で見つけた生き物を、絵で描いたり、色紙をはったりして表現しました。こぎつね小学校の活動では、学習のふりかえりの活動です。その絵を持って、孫の家に送っていきました。自分の家に帰ってから、その絵を見ながら、今日の出来事を母に話していることでしょう。暑くても、動くと学びはあります。これから長い夏休みですが、暑さに負けていないで、いろいろ活動的に動くようにしたいです。家にいるほうが、熱中症になってしまいそうです。
孫と一緒に、川、海、山、博物館、公園、あべのハルカスと、いろいろ出かけていますが、2歳児でも、自分から取り組んだことは、よく覚えているようです。そこで、何をしたかと言うことが大切だと分かってきました。学習は、本人が何をしたかということが大切です。小学校の学習でも、その学習時間に、子どもは、自分から何をしたか、自分でどのような行動をしたか、何にこだわって頭を使ったかということが、深い学びにつながります。自分のこれまでの学習の記憶をたどっても、大学の授業では、いくつかの講義しか覚えていません。
国語教育、算数教育、社会科教育などもあったはずなのに、まったく、あったこと自体、申し訳ないのですが覚えていません。自分達で活動的にした、化学実験、物理実験の時間は、テーマと実験素材、器具が準備してあり、自分でデータを取りレポートを書くという授業でしたが、それはよく覚えています。他には、強烈に難しかった量子力学や、結晶学などの講義は覚えています。実技があった体育、美術、音楽は、苦労したので覚えています。高校や中学校の学習も多くは覚えていません。
小学校の6年生で、世界旅行に行くように自分で書き進めて、世界の国の事を自分で学ぶ取り組みはよく覚えています。海外旅行のパンフレットの写真を切り抜いて貼りながら、各国をめぐりました。かなり分厚いノート2冊分、書いた覚えがあります。これは、ノートのページ数を友達と競い合いながら、書き進めていました。過去の事はどんどん忘れていく性格ですが、本当によく覚えている活動でした。こんな学びをたくさんさせてあげることが大切なんだと、今になって思います。
▼サッカー世界大会は、フランスがクロアチアに勝って、優勝した。
▼京都では、39度に近い気温になっている。祇園祭も大変だ。
▼孫が、公文学習の体験に行っていて、「長いものは何ですか」と聞かれて、「恐竜の骨」と答えたと、娘が言っていた。博物館も連れて行くと、見ていないようで、どこか印象に残っているみたいだ。