表現をする 2017年1月26日(木)
学級の朝の歌を、「cosmos」「365日の紙飛行機」「さくら」の3曲にしました。ピアノは子どもにお願いしました。楽譜は?と、聞かれましたが、音楽にうとい私にはどうすることもできません。皆さんの力を借りながら、新しい朝の歌が始まっています。このように、歌以外にも、いろいろご迷惑をかけていることだと思います。本当に、ありがとうございます。
新年の書初め、俳句書き、詩作り、春日大社の記録、「こぎつね自然さんぽ」の記録など、次々に表現を続けています。子どもそれぞれに、新たな能力が発揮されます。学んだことを自己内の理解を通して、その子なりの表現をしていく活動です。子どもの感性を通して、理解を再構成させることは、その子の力になると思います。学んだだけでは、単なる知識です。それを、芸術的表現、研究的表現、生活的表現、遊び的表現など、いろいろな表現方法で表すことは、とても大切だといえます。
朝の元気調べの内容も、塾や習い事のような活動のことではなくて、自分の生活の中で、自分の感性を通して見つけたことを、少し面白く表現できる子どもが増えてきました。子どもの時間を自分で生きている証のような発見の表現を、増やしていきたいと思っています。子どもらしい時間の復権です。自ら働きかけて学び続ける子どもの育成です。
さて、日記は、まだ、深く考えて書かれていない子どもが多くいます。私はこれまで、「奈良の学習法」を公立の先生方に伝えるときに、「朝の元気調べの一言」と「日記」と「自由研究発表」が、その学級の学びの深さの指標だと常に述べてきました。これが成り立っていない間は、まだまだ、子どもに真の追究がなされていない学級だといえます。朝の元気調べの聞き取り記録ができない子どもも多く、書く力、聞き取る力、文で表現する力をつけないといけないと、感じています。
<学習のようす>
国語:自作の詩を作っています。作った詩は、手を挙げて発表していくようにしていますが、次々に手が挙がり、意欲も上がってきていることが感じられます。
算数:表とグラフの所があと少しで終わりです。「家で何かデータを探してグラフで表現しよう」と宿題(むちゃぶりですいません)を出しました。おそらく、家族で大騒動になったことだと思います。ありがとうございます。まだ、少ししか発表されていませんが、「食べる時間を朝昼夕で比べる」「くら寿司で食べたお皿の枚数比べ」「電気の使用量の変化」「1時間おきの母におこられた回数」「家の中にある果物の種類の数調べ」など、どれも楽しいものばかりでした。続きの発表は翌日。
社会:奈良のお祭りについてプリントをしました。丁度、「おんまつり」についてでした。
しごと:春日大社見学のまとめを書きました。素晴らしいまとめが書けています。そのまとめのコピーと、日記のコピーを合わせて、お礼状に付けて保尊様に送りました。
体育:サッカーをしています。チーム分けを工夫して、みんなが活躍できる学習にしていきたいと考えます。
自由研究:今週1人、来週4人の人の発表を、火・水に分けて聞いて学び合います。