白浜磯観察 2005.10.11

 

 白浜の磯観察の標本の展示も終わり、標本制作の成果について振り返りました。感想の一部を掲載します。

M君(5月) 僕は白浜に行くのは初めてで、どんな生物がいるか楽しみでした。それで、貝にはタカラガイがいたし、ちょっと気持ち悪いけどヒザラガイがいました。貝はたくさんの種類があって、15種類くらい取ったけど、そんなにきれいじゃないのばっかりでした。海草を取る時に、アメフラシやナマコ、バフンウニ、ムラサキウニ、ガンガゼというウニの仲間がとれました。ガンガゼにはどくがあることがわかりました。

Iさん(5星) きれいな所でした。貝や海藻がいっぱいありました。自然がいっぱいのところだなと思いました。足の踏む所、貝がたくさんありました。私は海藻も沖に流れていて、すごく海だなって感じがしました。

Nさん(5星) 白浜には貝がたくさんありました。タカラガイをとってみたいと思ったんだけど、とることができませんでした。貝をきれいに洗って標本を作れたのでよかったです。海草はよく分からなかったので、今度はいろんなホームページや本を調べたいと思います。

K君(6月) 僕の取った貝はほとんど巻き貝ばかりでした。アワビやイモガイは巻き貝だというのも知らなかった。このことを知って、買い物に行った時などに見た貝は、○○貝だというのがだいたいわかるようになりました。白浜での観察では、16個の貝と4種類の海藻をうまくまとめることができました。

Y君(6月) 白浜では、ウニ(ガンガゼ)などが多くいたことにびっくりしました。サンゴもたくさんありました。タカラガイもありました。タカラガイは大きさがそれぞれで、大きいのや小さいのがありました。思っていたより生き物がいてびっくりしました。そして、海の生き物についてとても興味をもてたのがよかったです。

Yさん(6月) 今回私達6年も白浜は初めてでした。白浜には見たこともない生き物(アメフラシなど)を見ることができました。実際に調べに行って、触れて感じることが大切なのだと感じました。観察も、どういったところが特ちょう的か注意深く見て、スケッチすることができたのでよかったです。海藻にしても貝にしても、私にとっては、不思議な生き物です。貝や海藻を沢山採集し、知識をふやすことができてよかったです。

O君(6星) 去年よりも作るときがんばれたし、かわった貝もたくさんとれたのでうれしかったです。それに、福井県にはいなかったニセクロナマコなどの、少しぬるぬるした気色悪い生き物もいたのでびっくりしました。でも、ガンガゼをウニと間違えたり、危険なこともあったりしました。でも、色々な生物の事を知れて、とても楽しかったです。

Tさん(6星) 去年行った福井の海では、あまりまき貝がいなかったけれど、今年行った白浜はウニがたくさんいて、ウニといえば、寒い所で生息しているというイメージがあるのですが、白浜は海水があったかかったので、温暖な所でも住んでいるのかなあと思いました。又、海藻はテングサ科が多くあって、ナマコやアメフラシなどもいたので、場所によっても生息生物が違うんだなあと思いました。

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 白浜の磯観察は、先生にとっても初めてなので、少し緊張した取り組みとなりました。安全に観察ができる場所はあるのか、引き潮の様子はどうか、貝や海藻の採集はできるのかなど、不安でしたが、今年は干潮に恵まれ、大きく潮が引いた磯で観察ができました。さらに、貝がらが集まった場所も見つかり、多くの種類の貝を採集できました。来年からは、本格的な取り組みとして、標本とそのレポートを提出してもらおうと思います。学校でも、貝や海藻の図鑑を準備して、夏のプール水泳の時の、低学年が入っている時間に、体育館で調べることが出来るようにします。5年生は今年採集した貝も合わせて、来年の標本を作れますので、保存しておいて下さい。