多様な活動 平成16年11月 1日(月)
子ども達は、一時間中同じことをしていると疲れてきます。子どもの集中力は大人よりも短いので気分替えが大切です。大人でも、短く時間を区切っていろいろな活動を進めると、余り疲れないで取り組め、多くのことをこなした充実感があります。また、今後しなければならないことが、見通しとしてイメージでき、頭が整理できます。
昔から、国語の学習指導は、読む、書く、話すが、バランスよく入っているか、理科では、予想、実験、結果、まとめ、発表が入っているかと言われてきました。「そのような、お題目のような学習は形式的だ。これからの新しい教育は、子どものしたいことを十分にさせるのがよい。」と言う人もいますが、昔から言われているバランスのある教育は、やはり大切な教えだと感じます。例えば、一時間読書だけでなく、書く、話すが大切です。
学校では、一時間といっても、わが校は40分の学習です。丁度、テレビ番組の一つ分で次々と学習を進めます。テレビを見て笑っていても40分、理科の実験、国語の読解、体育のマット運動をしていても40分です。バランスよく学習が進められていると、あっという間に過ごしてしまう時間ですが、テレビ番組以上に、日々すごい学びを積み上げています。
先日、奈良県内の三つの小学校で、全国小学校理科研究大会が行われました。二年前から準備したおかげで、全国から沢山の先生方が来られました。私はS小学校に関わって二年間一緒に研究を積んできました。昨年、プレの発表会をS小学校で持ちました。この時は、多くの学級の理科学習が、自由研究の発表のようになってしまい、発表を聞くばかりの理科になってしまいました。その時の反省から、理科学習は、実験、観察があって、そこからの結果と考察があることが大切だということを感じました。ここでも、バランスのある学習が問われました。今年の研究会は、どの学級も、活動とその発表、考察の学習となり、子ども達の生き生きと活動している様子を見てもらえました。
各家庭での学習も、バランスのある学習が必要です。ずっと、同じことを続けていると、子どもの力が停滞してしまいます。うまく、いろんな活動を組み込みながら進めないと、力が付かないのです。声を出して本を読む時間、体を動かす時間、歌を歌う時間などを、意図的に入れておくことが大切ですね。
■学年育友会
11月の育友会は、ランチルームで学年育友会を行います。中等学校の入試に向けて、願書の書き方、テストの受け方などについて、両組合同で、お話をします。
<当日の日程>
1:40~2:40 参観授業
2:40~3:00
子ども達→終わりの会
保護者 →ランチルームで集金など。
3:00~4:00
合同学年育友会
4:00~4:30
各教室で各クラスの連絡
☆ ☆ ☆
集金は、いつもの会計さんの集金に合わせて、カレンダーを申し込まれた方の集金と、油絵の道具を申し込まれていない方への返金があります。
■下校時刻
放課後しっかり遊んで帰る子ども達ですが、日暮れが早くなり、下校は4時になりました。
今週の予定 下校
1 月 16:00
2 火 16:00
3 水 休み
4 木 16:00
5 金 16:00
6 土 休み
7 日 休み
8 月 参観・育友会 15:00