私がおばさんになっても 平成16年 5月24日(月)
子ども達は最近、塾で疲れています。親は、何とか元気に塾へさえ行ってくれれば、少々のわがままを許そうというようになってきます。まあ、これも一年間だけのことですのでいいかと思ってしまいがちですが、この一年のわがまま性格は、後々ずっとひっぱります。「勉強すると、わがままが通る」となると、勉強とわがままがリンクしていくのです。よく考えると、わがまま放題言わせて、勉強をしてもらう必要はないのです。勉強は、苦学の中でこそ、本当に身につくものなのです。感謝の中でさせてもらうものなのです。
実際、家では親に対して言いたい放題の息子、娘がいるでしょう。それが親に対して言う言葉かというような口ぶりで、王子様、お姫様の状態ではないですか。しかし、塾へ行って頑張ってくれるなら、疲れているからと、許してしまっていませんか。
挨拶、食事のマナー、思いやり、すべて崩れてきていきます。学校の生活が、なりたちません。親がしつけをしないのなら、本末転倒ですが、先生が口やかましい「おばさん」に成らざるをえません。食事は、肘をついて食べてはいけません、ご飯粒を食器に残しては行儀悪いです、お箸はきちんと持ちましょう、好き嫌いをしないように食べましょう、男の子をいじめないようにしましょう、近所の人や先生にはきちんと挨拶をしましょう、椅子には真っ直ぐ座りましょう、ズボンの背中からパンツを見せないようにしましょう、敬語を使いましょう、等々、本当は母親がきちんと指導して欲しい内容ばかりです。間違っても「先生が口うるさく言うので子どもが可哀想」と言わないようにしましょう。さらに、「それは子どもの個性、人権だ」と言う人がいます。それは、ちょっと違うんじゃないかなと思います。
小さい子どもの中には、親が勉強で叱りすぎて、勉強というと泣いてしまう子どもがいます。同じように、小学生の高学年の頃に身につけた、勉強というと偉そうにわがままを言ってもいいが定着して、ずっとこれから「勉強をしてやっている」が続きます。基本的な人としての生活を崩してまで勉強をさせて、後で、人としての社会生活、対人関係ができないような、取り返しのつかないことにならないようにしたいものです。
■家庭、音楽、造形
家庭科は、今、ナップサック作りをしています。裁縫道具を家に置いたままになっていませんか。ミシンも使うと思います。機会があれば、家のミシンも触っておきましょう。
音楽は、笛を吹いています。家に二週間も忘れたままの人もいます。専科の先生の学習は、何か道具を忘れると、次は一週間後ですので、二週間続けて忘れると、三週間その道具が無い状態となります。きっちりしてください。
造形は、メタリック工作です。準備物、材料を忘れないように、自分で工夫するようにして下さい。
専科の先生の授業を大切にする取り組みをしています。5分前、教室出発、きっちり学習時刻に始める、学習の初め終わりは、係がしっかり進めるなど、挨拶をしっかりするなどです。
■秋の運動会で
フラフープを使います。家にある人は、使って下さい。慣れるのに時間のかかる人は、事前取り組みをしてください。
今週の予定 下校
24 月 16:00
25 火 16:00
26 水 16:00
27 木 16:00
28 金 16:30
29 土 休み
30 日 休み
31 月 16:00