時刻を守る 平成16年 4月26日(月)
学校に登校してくる時刻が、8時前後の子どもと、8時20分過ぎに来る子どもとは、いくつかの点で違いがあります。遅れ気味の子どもは、跳び箱出しや体育館の椅子片づけに度々来ないなどはよくあることで、朝の挨拶ができない、手を抜いた日記を書く、宿題を忘れる、提出物が遅れるなどが感じられます。親は、「塾で疲れているので10分でも寝かしてあげたい。」と言い、また、「8時に登校しなければならない決まりはあるのですか。」とも言います。そんな、きまりはありません。しかし、朝の10分、15分の違いが、確実に、余裕のある気持ちのいい一日のスタートにつながり、その子の学校生活全体のいいリズム作りに関係していくのです。
朝、余裕のある登校をしてくる子どもは、自分のカバンをロッカーに片づけて、日記帳や宿題を所定の場所に提出して、遊びに出かけたり、友達と話したりしてから、掃除の場所へ出かけます。ぎりぎりに登校する子どもは、カバンは置きっぱなしで、走って掃除場所に行きます。掃除の班長をしているので、遅れて迷惑をかけ、縦割りグループの掃除集団をまとめることができません。毎日の小さなことですが、子どもの性格形成上、大きく影響を与えていると思います。朝、余裕のある登校をさせてあげて下さい。
待ち合わせにいつも遅れる子どもと、待ち合わせの5分~10分前に来て、相手に待たせない気遣いの出来る子どもとは、生活全体のリズムが違ってきます。これは、待ち合わせだけでなく、全ての物事に対する心構えが違うと思われます。ものの見方考え方までも違ってきます。いつも遅れてくる人は、回りの人に対して、ある人は横暴になり、ある人は卑屈になり、ある人は無関心になっていかざるをえなくなります。笑いを取って誤魔化したり、弱いものをいじめてストレスを発散したりもします。
きっちりすること、約束を守ることは、学校教育をする上で大切な項目です。道徳としての基本です。「そんなにきちきち言わなくても、それぞれ人生、家庭事情があるんだから。」とも思いますが、やはり、学校では言うべき事は言葉にして言っておく必要があります。最近の子どもは道徳心がない、小学校では道徳教育がなされているのかと、よくマスコミから非難されます。小さな事からきちんとさせていきましょう。
■春の遠足
飛鳥へ行きます。毎年6年生は班行動でフリーに行っているのですが、今年は、みんなで行って、現地での話し合いを大切にしたいと思います。
行く日 5月7日(金)
集合 西大寺駅改札内
午前8時
コース 西大寺→橿原神宮駅→飛鳥寺→酒船石→石舞台→亀石→高松塚古墳→飛鳥駅→西大寺駅
解散 西大寺駅改札内
午後4時10分
持ち物 スルッと関西(必ず)、お弁当、水筒、
各自資料、社会科ノート、のり、はさみ、カメラ(必要な人)、時計、白い帽子
雨天の場合 朝6時に連絡網で判断
注意 ・切符は各自スルッと関西で通ります。
・拝観、入場料は学校でまとめて払います。
今週の予定 下校
26 月 16:00
27 火 16:00
28 水 16:00
29 木 春の運動会 13:00
30 金 代休
1 土 休み(創立記念日)
2 日 休み
3 月 休み
4 火 休み
5 水 休み
6 木 16:00
7 金 春の遠足
8 土 休み