新1年生を迎えて 平成16年 4月12日(月)
朝から、今日の六年生の目が違います。気合いが入っていて、全員きらきらした目をしています。入学式の行われる体育館に入ってもそわそわして、とても嬉しそうです。これまで、二年生から五年生の時の入学式は、他人ごとのように、下を向いたり、足をぶらぶらさせたりして、拍手にも力の入らない状態の子もいましたが、今日は全員、すべてに対して心がこもっています。式が進み、ついに六年生が校章を渡すために一年生の席に向かいます。対面の時の表情は見えませんでしたが、席に戻ってきた六年生の子ども達の顔には、すっきりとした満足感が感じられました。
式が終わり、一年生をつれて学校の中を紹介します。飼育グループの子ども達は、さっそくウサギをつれだして触らせてあげています。音楽室からは、音楽会の時にたぶん自分が演奏したのでしょうか。上手な和太鼓の音がします。また、久しぶりだと思うのですが、滑り台やジャングルジムにも一緒に登っています。弟、妹を持っていない子供達が多くいますが、今日は理想の兄弟姉妹を体験したと思います。
約1時間半もの長い時間、六年生がお世話をしました。その間には、一年生に個人写真を撮らせて、また、自分と一年生とのペア写真も撮りました。六年生が自分たちで判断して、集会室へつれて行って、写真を撮影してもらっています。先生は、本当に安心して総てを任せることができました。
今回、スムーズに入学式で対面するために、式場設営の後、リハーサルをしました。まず、自分の担当をする一年生の席に座って座席を確かめました。そして、次に、六年生の座る場所から、一年生の席に行くのに混乱しないように、三つのグループに分かれて進んだり、行く通路と帰る通路を決めたりもしました。混乱があったり、不安があったりしては、いい出会いはできまません。入学式の進行を妨げるようなことがあると、新一年生の親から、不安がられます。六年生の姿、立ち居振る舞いが、この学校の育ちの姿です。たぶん、新一年生の親は、自分の子どもしか見ていないし、ビデオも必死で我が子だけを追いかけているけれども、一年生の保護者の心の中に、少しだけ本校で育った子どもの素敵な部分を感じてもらえたのではないかと思います。
■教科書を使いこなす
教科書を、4月中に総て目を通しましょう。出来る人は、しっかり読むようにして下さい。せっかく最高の参考書なのに、学校に置きっぱなし、しまいっぱなしではもったいないです。
国語、算数、理科、社会から始めて、音楽や図工の教科書も隅から隅まで、読んでみて下さい。次に、頑張れる人から、算数問題を解いたり、国語の漢字を総て覚えたり、理科や社会の資料を集めてまとめたりしていきましょう。
予習が大切です。自分が予習をしていると、どんどん自らの学習が進みます。この時、教科書は、学習の見通しを持たせる一つの指針になります。
「教科書を教える」のではなく「教科書で教える」とか、世間ではいろいろ言いますが、教科書は子ども自身が使いこなすものです。
今週の予定 下校
12 月 給食開始 16:00
13 火 身体測定 16:00
14 水 16:00
15 木 16:00
16 金 集会(6星発表)16:30
17 土 休み
18 日 休み
19 月 16:00
(跳び箱出 火6月 木6星)
■給食のエプロン
各自で、家庭科エプロンと三角巾とマスクを準備して下さい。