子ども科学研究発表会 平成15年4月14日(月)
今週の土曜日、日曜日に、高学年の子ども達を対象にした、子ども科学研究発表会を開催しました。発表に登録してくれた児童が40人程いて、その中の4人に、舞台で発表してもらいました。また、登録している子ども達全員で、ポスターセッション形式による研究交流を行いました。半分ずつのグループで発表を互いに聞き合うことで、友達の科学研究を学びあいました。
これまで、自由研究は各学級で発表されていて、子ども達も親も、なかなか他の学級、他の学年の取り組みを見聞きすることが出来ませんでした。今回、このような理科好きな子ども達やその家庭が集まり、交流することにより、理科教育の進展を図り、将来的には日本の科学を支えていく人の育成を願っています。本来、この取り組みは、我が校だけでなく学校近くの地域の子ども達にも開かれたものにしようと意図していたのですが、初企画なので、校内の高学年だけに声をかけることに留めました。今後、続けることができましたら、少しずつ広げて行けるようにしていきたいと思っています。つきましては、次回、他の学校に通っている兄弟、友達にも声をかけて、より多くの子ども達、大人達に広がっていくことを願っています。一緒にご来場ください。
なお、今回は、奈良女子大学理学部長の野口先生に講評と講演をお願いしました。皆さんの研究発表に対する助言と、野口先生が大学で取り組んでおられる最先端の素粒子物理学の世界を紹介していただきました。朝9時から正午までの短い時間でしたが、予想以上に充実した発表会を持つことができました。
また、二日目は、木津川で岩石標本作りと、流れる水のはたらきの学習を行いたいと思っていました。今回、研究発表会に参加してくれた家庭に限定して、行事を進めていましたが、あいにくの雨天につき、次回のお楽しみとなりました。今後は、午前中が発表会、午後から活動として、一日で終えるように取り組みたいと思いました。野外観察、植物採集、電子工作、大学の施設見学など、可能性はいくつもあるようです。工夫していきたいと思います。準備などもご協力くださり、無事、開催できました。スーパーサイエンス小学校の、新しい形が出来るかもしれません。いい教育環境を子ども達に。
■規律
規律正しい生活が、いま子ども達に必要です。私達大人世代は、高度成長期を経験し、消費すること、使い捨てにすることに慣れてしまっています。時代は、ほっておいても進歩し、少し働けばお金がもうけられるという体験をしています。丁寧に話をする、挨拶をする、他人を大切にする、心をつくすなどに心がけないで、自己中心の世界をわがままに生きていました。文化を引き継がない世代、日本を大切にしない世代は、子ども達をさらにわがままに育ててしまいました。挨拶できない、対話できない、敬語を使わないで、不平ばかりを言います。裏表の無い、自己犠牲の中で始めて、子どもが育つのではないでしょうか。「花さき山」の花は、そんな時、咲くと言われています。
■跳び箱だし
週一回、5年生から跳び箱だしがあります。担当日は、朝8時に登校です。片付けは4時です。
今週の予定 下校
14 月 15:50
15 火 15:50
16 水 15:50
17 木 15:50
18 金 集会始まり 15:50
19 土 <休み>
20 日 <休み>
21 月 育友会 14:40