学び合いのしごと学習 平成15年3月 3日(月)
しごと学習は、全体のテーマを決めながらも、個別の調べ学習をしています。学校からみんなで調べに行ったり、家庭から行ってもらったりしながら、個々に持った課題を追求していきます。発表は、全体に対して発表する時間をとり、互いに学び合います。
この方法で取り組んできたのが、最近ではスキー合宿の調べ学習です。二学期では、しごと合宿でした。また、各学級での奈良研究も同じような方法で進んでいると思います。大きな課題は、先生が与えることが多いのですが、個人の追究課題は、子ども個人が考えます。最近は、個人テーマが他の友達と重なり合わないように、子ども同士でうまく調節が出来るようになりました。個人追究課題を子ども自身で決めることは、取り組みに対して、意欲が持てると共に、責任を持たせるのにも有効です。先生が与えた課題の場合、失敗したら「先生がしなさいと言ったから」と、責任の転嫁をして、がんばりがあまり見えません。しかし、個人が考えて課題設定した場合は、本当にそれぞれに工夫した、個性のある取り組みがなされます。子ども自信が「私のテーマ」を決めることは、とても大切なことなのです。
このようなしごと学習の方法を、公立小学校の先生に伝えると、「他の子どもの発表を聞きますか」「自分の発表の準備だけで精一杯で、発表後は、騒いでしまいます」「質問がでないので、深まらない」というのです。しかし、私達の学年の子ども達の発表を見てもらうと、「これが、本当の発表を生かした学習だ」と、納得してもらえます。
次のような感想をもらいました。「授業の特長は,どこかと考えながら,参観していましたが,『児童同士の,おたずね』だと思いました。きつね先生の授業以外では,多くの場合,先生と児童とのやりとりだけで,児童同士の質疑がありません。それに,『単なる,調べ学習』という場合,児童は調べてきたことを発表するだけで,肝心の『自分の考え』を発言する場合が,ほとんど無いのではないでしょうか。調べてきた資料に質問の解答が見つからない場合,『調べた中には無いのですが』とか,『よく分からないのですが』と,断りながらも,『・・ではないかと思います』とか,『・・だと思います』のように,度々自分の考えを述べていたことが,目立っていました。」学びがつながってきています。
■ノート・プリントの整理
学年末が迫ってきました。一年間のまとめをする季節となりました。
日記帳をはじめ、ノート類は、表紙同士を木工ボンドで張り合わせて、背はばらけないようにガムテープで止めます。一塊になった日記帳に、色画用紙などでカバーをつけて、「4年の日記」「4年の国語」などとマジックで書いておきましょう。
プリント類は、きちんと順番に並べて、綴じておくことが大切です。間違い直しが出来ていない人は、ファイルを繰りながら、書き直しをしてください。
プリントは、どれだけ理解ができているか、何が自分は出来ていないのかを探すためのものなので、間違い直しをすることが、とても大切なのです。点数を見るため、人を評価するためのものではないのですよ。
■お便り
お便りが遅れています。すいません。春休みまでには、ペースを取り戻します。
今週の予定 下校
3 月 15:50
4 火 15:50
5 水 15:50
6 木 15:50
7 金 卒業式練習 14:10
8 土 <休み>
9 日 <休み>
10 月 卒業式 11:30