小さな影響 平成15年1月8日(水)
お正月に来たeメールの中に次のような素敵なものがありました。
「私は朝9時からあった『ノーベル賞新春スペシャルトーク』を見ました。その中で最も驚いたのは田中耕一さんの小学生の時の実験です。まず砂糖をビンの中に入れ、その中にお薬(硫酸)を入れます。それを、ガラス棒でかきまぜます。すると、見る見るうちにレモン色になります。またもう少しかきまぜると炭色になり、ビンの中の灰色がどんどん上へ上へ行き、最後にはジューーといって溶岩のようになります。私は、何がなんなのか分かりませんでした。学校でしたいと思いました。小柴さん、野依さん、江崎さんはこのように言っておられました。小さい時にいい出会いを持って理科の楽しさを知って一人でも理科を好きになってほしい、未踏の知をめざせと言っておられました。私はそういえば、参考書にはにんじんにはデンプンがないと書いてあったけれども、朝の実験であるということがわかりました。ノーベル賞をとった人たちは参考書に書いてあるものを信用せずに自分でそれをたしかめることを続けて立派な研究になったと思いました。(T.R)」日ごろの理科実験が少し役にたっているなと思いました。
また、卒業生からは、今は高校2年生なのですが、飛び級でもう大学入学が決まり、今年の4月から大学へ進学するというお便りが来ました。小学校の時に理科好きになり、理数科へ進むようになったと書いてくれていたので、とても嬉しく思いました。
子ども達のために何ができるか。大きなことは出来ないのですが、小さな影響を与えられたらよいなあと思います。最近の個人旅行も、屋久島、白神山地、宗谷岬・利尻礼文島、オーストラリア、カナダと、この子たちに少しでも何かを伝えられるのではないかと行先を選んできました。今後、子ども達に、「先生は、アフリカのサファリ、ガラパゴスへ行ってきたぞ」と、言えるように心の中ではひそかに決めているのですが。小さな積み上げが、大きなことにつながります。人生のきっかけをつくります。私も、今年こそは頑張るぞと決めたことがあります。みなさんも、新年にあたり、心に決めていることがあるでしょう。互いに認め合い、励まし合って、それぞれの夢を実現できるようにしていきましょう。
■世界とつながる
コンピュータの世界がどんどん広がります。かつては、専門家のための計算道具でしたが、最近では、各家庭に入り込み、世界とつながる道具になりつつあります。情報のための道具、学びの道具なのです。インターネットを活用すると、世界のどこにいても、互いに連絡をとり合い仕事ができます。また、自分から世界に向けての発信も、自由自在です。今後さらに、携帯電話とうまくリンクしながら、ますますインターネットの世界は広がります。
現在、インターネットが使える家庭が増えています。ぜひ、どんどん使っていってほしいと思います。いろいろな手続き、買い物、学習、案内もインターネットで出来る時代なのです。塾も、ネット上で動き始めると思います。
■書初め
家でも書いたと思いますが、学校でも、書初めをします。習字道具の準備をしてください。
今週の予定 下校
6 月
7 火 <冬休み>
8 水 学習始め 15:00
9 木
10 金
11 土 <休み>
12 日 <休み>
13 月 <休み>
14 火