スーパーサイエンス構想 平成14年12月9日(月)

 

 「スーパーサイエンス構想」や「理科大好きプロジェクト」など、文部科学省は最近、理科教育にかなり力を入れています。また、今年度は、日本人が、科学分野でノーベル賞を二人も受賞し、これも文部科学省の動きに弾みをつけています。現在は、中学校、高等学校を中心としたスーパーサイエンス構想の動きですが、私達は、小学校から理科の力のある子どもを育てる取り組みが大切だと考えています。小学生は、虫や花や動物が大好きです。また、飼育当番をしていても、ウサギやニワトリにすぐに慣れて触れるようになります。小学生時代に、しっかり多くの物を見て、物に触れ、自然に親しむことが大切です。もしかしたら、生き物に関する教育は、中学生高校生では遅いのかもしれません。スーパーサイエンス構想は、小学生を理科好きにさせる事、言い換えれば、少なくとも理科嫌いを作らない事を、これからの取り組みとしていかなければならないと思います。さらに、基礎実験、継続観察を大切にした理科分野も、小学生の時期の、まじめな取り組みで力をつけるものと思っています。教科書や参考書などに頼りながらも、自分の手でデータを取り、既存のデータを疑ってかかる態度を育てることです。時間はかかりますが、一つひとつ子どもがねらいを持って、子どもの力で取り組ませるしかないのです。

 また、コンピュータの整備は、毎年、大きなお金を投資し確実に進んでいます。特にこれからの学校教育においては、コンピュータ活用は必須です。コンピュータ室に40台、各学級に2台のコンピュータを配置し、各学級からインターネットが出来る環境を整えることとしています。我が校は、もうこの条件には適していて、さらにもう一歩先のコンピュータ活用の方法を探ろうとしています。特に、理科学習の中で、どのようにコンピュータを活用していくことができるのか、これが、これからの小学校でのスーパーサイエンス構想の鍵になるかもしれないと考えます。

 高学年になり、それぞれの能力の特性が現れてきました。しかし、まだまだ、自分自身のトレーニングによって、いろんな方向に伸びる可能性を持っています。発想力、まとめる力、技術力、こだわる力など、理科の力をつけていきたいと思います。

 

■他人の悪口、陰口

 なぜ、人は集まると他人の悪口、よくない噂話をするのでしょう。他の人を悪く言うことで、自分はそうではない、自分はその人よりは偉いことを、比較として自己顕示しようとするのでしょうか。また、仲間から外されたくないから、他人の悪口を言い続けることで、つながろうとするのでしょうか。

 ひそひそ話、交換日記、仲間外し、いじめ等、仲間以外の人の心を傷つけながら、安定を図ろうとする、醜い心がありませんか。しかし、自分達は仲間と思っていても、醜い心の集まりでは、次は、その中の誰かがいじめられるのに。いじめの輪の中にいて、自分だけはいじめられないでいようとするのは、不可能です。人は、基本的には一人で頑張るものなのです。抜け出す勇気が必要です。

■日曜参観日(15日)

 一時間目は、歩走練習。二時間目は、学習公開。その後、PTCC行事です。

 

  今週の予定      下校   

 9 月                             15:50

10 火                 14:30

11 水 歩走練習開始  14:30

12 木                      15:50

13 金                      15:50

14 土 <休み>

15 日 日曜参観日・PTCC行事

16 月 <休み>

17 火 おんまつり   12:00