読書の虫 平成14年10月7日(月)

 

 さわやかな秋です。暑さも寒さも適当な時期、時間と空間の隙間を見つけては読書に励む季節となりました。図書室や書斎で読むのが本当はよいのですが、寝不足人間には、贅沢すぎて居眠りが出てしまいます。駅での待ち時間、電車の中、喫茶店、お風呂が、最適な読書場所です。

 最近、昆虫関係の本を何冊か並行して読んでいます。そんな時は、教師自身も自由研究発表の聞き方が、まったく違ってきます。カマキリ、チョウ、テントウムシ、セミなど、いろいろな虫についてのエッセイが頭に入っているので、子どもに話す内容にも力が入ります。私達は、子どもの自由研究に影響されて、読書も広がってきています。歴史関係では、葛城と古代国家が、今、かばんに入っています。

 学校では、いろいろな図書を必要とします。図鑑や辞典も、少し大きなものになると一万円近くするので、子どもにとって高価で贅沢なものとなります。子どもが毎日使うと、2~3年で高価な辞書も潰してしまいますので、私は古本でいいのではないかと思います。参考書や問題集の古い物は使いにくいものですが、辞書や図鑑は、古本でも十分です。いくつかの古本屋を回ると、現在も本屋で売っている図鑑や辞書が、新品同様で売られている場合がよくあります。新本屋で買いたい本を決めておいて、古本屋に探しに行くと、案外いいものが見つかるものです。

 また、子ども達は、もうかなり漢字力がついてきていますので、文庫本も読めるようになってきています。文庫本の古本は50~100円で楽しめます。1000円もあると、10~15冊も手に入ります。宮沢賢治、ファーブルの文庫など、探せば子ども向けのものもいろいろありますので、うまく古本屋を活用するようにしてください。

 自分の子どもが小さい頃は、日曜日の朝は、いつも子どもを連れて散歩に行き、立ち読みをよくしました。子どもはそれで、読書家になったかどうかは分かりませんが、私自身は、出版される新しい本は、いつもカバーしていました。現在、いきつけの本屋、古本屋をいくつか持っていて、難波でちょっと立ち寄って帰ります。月にかなりの本代を使います。

■教育実習

 今日から両クラスに、こぎつね大学の学生の教育実習を受けます。

 

  今週の予定      下校   

 7 月                           15:50

 8 火         15:50

 9                                14:50

10 木                         15:50

11 金                         15:50

12 土 <休み>

13 日 <休み>

14 月                        15:50