スキー合宿での成長 平成14年2月25日(月)

 

 4年生のスキーの付き添いに、石川県白山一里野へ行ってきました。今年で15年目にもなる学校行事で、来年度、この学年の子ども達も行く予定にしています。今年は例年になく雪が多く、ふわふわの新雪の上を滑ることが出来ました。

 朝7時30分、バスで奈良を出発しました。雪が降る近江路を走り、北陸道を北へ向かいます。幸いにも近江路ほど、日本海側は雪が降っていませんでした。しかし、一里野近くでは、チェーンを巻いてバスは走行し、1時間遅れの到着でした。一日目は、2時30分~4時45分のレッスンとなりました。スキーのグループは、ADまで男女別で8グループあり、きつねTは、男子C班の担当でした。1、2度スキーをしたことがあると申告した子ども達です。リフトにも乗ったことがあると言うので、30分ほどの足慣らし後、リフトに乗せました。さっと滑ると5分もかからないコースを、ばたばたこける子ども達を起こしながら、1回目は30分以上もかけて下りました。「本当にスキーをしたことがあるの?」と、思わず聞き正してしまいました。しかし、子ども達の進歩は目覚しく、同じコースを、2回目はもう10分ぐらいで滑ることが出来ました。3度目には、ほぼ誰もこけなくなりました。ヘビのように連なって、きつねTの滑った同じコースを滑るレッスンを繰り返して、初日だけで、初級コースをなんとかボーゲンで下ることができるようになりました。

 二日目は、快晴の青空です。野平ゲレンデという山腹にあるコースへ行きました。前日よりも少しだけ急坂のコースですが、初心者向けです。ここでも、ヘビのように連なって、ひたすら指導者のコースを外れないように滑る練習です。スピードのコントロール、曲がり方の練習、足の揃え方などを真似しながら、上達していくのです。昼は、スキー場内の食堂でグループごとに食べます。午後からは、キャビンに乗って頂上へ行き、そこから林間コースを下ります。これまでのレッスンの成果で、殆どこけることがなく、全員無事下ることが出来ました。気を良くして、中級コースへ入ると、やはりまだまだ初心者です。ここでは、こけながら30分もかかる始末でした。しかし、三日目、最後にその中級コースを下ると、誰もこけずに下ることが出来ました。みんなで、三日間の進歩を確かめ合って、レッスンを終えました。

 

■総合的な学習

 公立小学校で、総合的な学習が始まり、戸惑いが出てきていると聞きます。「こんなことをしていて本当に学びが出来るのか。」「学力が低下するのではないか。」「子どもは遊んでいるだけではないのか。」など、一部の親が騒ぎ出しています。進めている教師は、そこで育つ子どもの表現力、問題追究力、討議能力、子ども主体学習が育ってきている手応えを確実に感じているのですが、それを、保護者に伝えることが難しく、混乱を起こしている場合があるようです。私達は、総合的な学習のお話をする時,①個人の学びの確立。②いかに表現から学びを引き出すのか。③生活を学びに昇華する意義。などを伝え、各教科学習の根底を築く取り組みであることを伝えています。

 

  今週の予定       下校   

25 月                        14:40

26 火  弁当               14:40

27  水              14:40

28 木          14:40

 1  金          14:40

 2 土                          11:50

 3  日  <休み> 

 4 月                        14:40

■お弁当

 三月は全て、給食になります。今週の火曜日で、今年度の弁当は終わりです。