冬休みの計画 平成13年12月20日(木)

 

 何気なく過ごすと、スキー、クリスマス、大掃除、大晦日、正月と家族行事に追われて終わってしまう冬休みです。忙しさの中でも、計画を立てて、子どもは勉強しなければなりません。どのような事をすればいいのか、いくつかの例を示しておきましょう。

 ① 3年生の問題集をする。毎日ページ数を決めて進める。本屋さんへ行くと、いろいろな問題集が売られていますので、国語、算数、漢字などを買ってしてください。計画は、母と立て、するのは自分一人で、答え合わせは母がします。

 ② 自分のテーマの自由研究を進める。そのためには、お出かけをしてください。インターネットや本の丸写しは、力にはなりません。本物から学ぶことが大切です。

 ③ 読書をする。毎日、50ページ以上を読む。先生は、座って読むと眠くなるので、立ったまま読書をすることがあります。それぐらい拘らないと、読書はできません。常に、片手に本を持ち歩く、どこでもページを開く習慣を付けると、かなり読めます。お出かけの時は、必ず手に持つようにさせてください。いい本を選ぶことも大切です。

 ④ 運動をする。毎日、歩走練習のように走るのは続きませんので、縄跳びを毎日してください。二重跳びが連続で出来るように目標を持ってください。

 ⑤ 習字の練習をする。書初め課題「つり」を1月に仕上げますので、休み中に、10枚ほど書いて、その中の一枚を選んで、提出してください。

 ⑥ たて笛の練習をする。たて笛で、どれか音楽の教科書の中の曲が演奏できるように、練習しておいてください。

 ⑦ 日本文化に関わる、いろいろな行事、体験を大切にしてください。餅つき、大晦日、初詣、お節料理、お雑煮、書き初め、七草粥など、家でしっかり伝えていきたいものです。私達の代で、いい加減な生活をして、文化の継承を怠ることのないようにしましょう。

 人によっては、まだまだしなければならないことがあると思います。自分の不得意な事を意識させ、大人の忙しさに巻き込まないように、学びのリズムを作っていかせるように、協力してあげてください。

 

■読書計画

 読書は、3年4年生の今しか出来ないのです。塾へ行き出すと本は読めなくなりますので、今、時間を有効に使って、懸命に読んだ方がいいと思います。国語力は、読書力と完全に比例します。読まない人は、国語ができません。当たり前の事です。ゲーム、漫画にどっぷり浸っている人は、早く抜け出してください。

■辞書

 クリスマスやお正月の、子どもへの贈り物は、大きな辞書や学習のいろいろな内容を調べるための百科事典などを買って上げるようにするのはどうでしょう。子どもにゲームを買い与えて、「長い時間するな」というのは、かなり難しい課題です。大人でも、明日が仕事なのに、一度始めると夜中までしてしまいますよね。子どもも、自分で止めることができないのです。

 

  今週の予定       下校   

17  月 おんまつり    10:00

18  火                      14:40

19 水                            14:40

20 木 終業式       10:40

21 金 <冬休み>

 1月   ↓

 7  月 <冬休み>

 8 火 始業式     10:40

 9  水          14:40