それぞれの思い 平成13年1月23日(火)

 

 日曜参観をしました。日頃、学校に来にくいお父さん方も多く参加してしたさって、自己紹介や家庭での子どもの様子や、これからの子どもの育ちについて語っていただきました。全員に一言ずつ話していただくことによって、互いの思いを学び合うことができました。

○日頃、妻まかせなので、日曜日などに一緒に過ごすように心がけている。

○こんなに子どもが生き生きしている学校は珍しい。勉強と心の育ちを大切にしたい。

○日記などに時間がかかっているようなので、今年は集中力を付けさせたい。

○深い知識、いろんな見方が育ってきている学習は素晴らしい。知識と見方の兼ね合いを、これからもバランス良く育ってほしい。

○私は学校嫌いだったが、娘は喜んでいっている。楽しいという記憶を残してあげたい。

○自由でのびのびやっているようです。集中力を付けていきたい。

○単身赴任で月に一度ぐらいしか娘に合えなかったが、会うたびに成長している。これから物作りの力を付けていくことが必要に思う。

○教育は母親まかせですが、ハイキング、スポーツには、日曜日一緒に関わろうとしている。

○国語辞典を2年生が使って楽しんでいるのには驚いた。また、模造紙に書いた研究が、こんなにしっかり学校で生かされているのに感動した。とんでもない力が付いているように思う。

○ほとんど顔を合わせなくて、父としては失格なのですが、同じ価値観の共有をしていきたい。

○いろいろな機会を作ってくれているので、今は、いっぱいの引き出しをひっくり返したような学習を経験している。その中で、自分に合ったものを見つけてほしい。

○一人子なので、てきぱき出来ない。理解度ももう一つなのですが、最近、突然言い出す言葉にびっくりさせられることがあります。育ってきているんだなと思います。

○挨拶の出来る子、感謝の気持ちが分かる子どもに育っていってほしいです。

 ほんの一部ですが、記録からお話を振り返ることができました。親の願いは、各家庭それぞれ違っていることがわかります。違っているから、世界が動いて行くのでしょう。

 

●心の教育

 今回の育友会でも出てきています心の教育は、とても大切なことです。道徳教育が、思想統一教育につながると、否定されてきた戦後の結果が、世の中の乱れ、若者の反乱になってきたのでしょうか。またそれとも、自由な世界、誰もが意見を言える世界を作るには、混乱というリスクを含みつつも、統一的な思想教育につながる道徳観の押しつけをしないほうがいいのでしょうか。意見の分かれる所です。

 しかしながら、感謝の気持ち、挨拶は大切です。親に感謝することを忘れた子どもは、親に対して、2年生でも暴言をはきます。子どもがしてはいけないこと、言ってはいけない発言に対しては、指導するのが親の仕事です。小さい間の指導が大切です。あまやかしは、放任です。

 

  今週の予定       下校  

22 月 <休み>

23 火                2:40

24 水                     2:40

25 木                  1:30

26 金 <休み>

27 土 <休み> 2星大学へ

28 日 <休み>

29 月 教養講座・育友会 2:00

●今週は、金~日がお休みです。星組は、土曜日に、大学である生活科研究会の公開授業に参加します。

8時20分、近鉄奈良駅集合で、解散は10時30分です。