21世紀を生きる 平成13年1月9日(火)
首相がIT革命と声高く言う現代、本当にめまぐるしく情報環境が日々変化してきていて、生活が時代について行けない状態になっています。でも、わくわくします。
情報化社会は、さらに確実に発達していくと思います。コンピュータも、音声入力が当たり前になるのでしょう。「昔、おじいちゃんが若い頃は、両手を使って文字を打ち込んでいたよ。すごいだろ。」「えーー。信じられない。」という会話になるかもしれません。インターネットも声を通してやりとりが出来ると思うのですが、話している相手が、人間なのか、ロボットなのか分からなくなってくるかもしれません。インターネットとメールの発達で、学校のあり方も変わってくると思います。一番に塾がその良さを取り入れ、塾へ出かけて行かないで、英会話のノバのような、家庭のテレビ電話システムを取り入れるように思います。学校も、それに10年ぐらい遅れて、学習のあり方が変わってくるのでしょう。
また、今のノートパソコンの機能をぐんと省略して、もっと丈夫で安くすると、子ども達のノートは簡易パソコンに取って代わると思います。電卓のように、ソーラーパネルで動くとさらにいいのです。そうなると、子ども達は、教室で簡易ノートパソコンに記録をして、それを携帯メールで家に送るようになるのでしょう。現在、私の生活がもうそれに近くて、学校で打ち込んだもの、旅行先で打ち込んだものを、全てメールで家に送るようにしています。旅行先では、携帯電話にノートパソコンをつないで送ることができます。子ども達から来たメールも、外国から来たメールも、旅行先のホテルで整理して送り返すこともできます。さらに日頃、学校で作った書類も、家で作った書類も、メールでやりとりしておくと持ち運ばなくてすむのです。もう、すでにそんな生活が始まっています。そういえば、電車の中で、小さなキーボードを使って両手で打ち込んでいる人もいましたね。もう携帯端末として売っているんだ。
情報環境が進むにつれて、どんどん社会組織、社会の在り方も変わってきます。学習の仕方も、仕事の仕方も変わります。この子達が社会に出る10~15年後、どんなことになっているのでしょう。
●冬休み
子どもから来る冬休みメールを読んでいると、餅つき、初詣、お年玉、お節料理と、日本の伝統も残っているんだなと、嬉しく思います。21世紀にもつないでいきたい習慣です。奈良は1300年の歴史を大切に守ってきた伝統があります。未来と歴史と伝統をうまく調和した生活を送りたいものです。自分たちの町を大切にするには、自分たちの町の様子や歴史を、もっと知らなければなりません。最近の若者は、このあたりの学習が出来ていないのだと感じられます。
コンピュータゲームにのめり込んでいませんでしたか。あまりやりすぎると、本当に神経が麻痺して、思考回路がおかしくなりますよ。目と耳から、人間の能力を超えたストレスを受けるので、思考回路がおかしくなるのです。
今週の予定 下校
8 月 <休み>
9 火 始業式 10:30
10 水 給食開始 2:40
11 木 2:40
12 金 2:40
13 土 <休み>
14 日 <休み>
15 月 2:00
●3学期が始まりました。教科書やノートなど、忘れないように準備しましょう。また、残り少なくなったノートは、新しい物を買っておきましょう。