夢を創る学校 平成12年10月2日(月)

 

 私の部屋は、とても夕日が美しく見える部屋です。7階から見える真っ赤な夕日は、緑深い木々の葉を黄金色に染め、さらさらと輝かせています。はるかに霞む、遠く四国、瀬戸内海からは、さわやかな秋風が吹いてきます。心をゆったり持つと、今は、最高の季節です。

 前期なかよしが終わりました。集会では、両クラスとも何度も劇に取り組み、保護者の方々の大いなる援助をいただきました。また、水泳大会、運動会の出し物に対しても、役員を中心に、多くの方々に工作をしてもらっています。私たちの学校に、学年に、そして自分自身の子どものために、力を尽くしてもらっています。このような保護者の方々の援助が無ければ、私たち担任は、作業にかかりきりになります。作業の一部分を手伝っていただけることで、私たちは、子ども達の指導に集中する事ができます。さらに、花壇のお世話、教室の環境管理なども、本当にありがたいことなのです。いつもしていただいているので、会うたびに「ありがとう、ありがとう」を言えてはいないのですが、本当に心からありがたく思っています。

 このような面倒な学校なのに、子どもを近くの学校ではなくて、はるばるこぎつね小へ来させているメリットはどこにあるのでしょうか。私たちは、常々考えています。それは、時代に振り回されない、子ども中心の、本当の教育があるからだと思っています。実際に、自立した子どもの姿が、育つからだと思います。私たち教師は、教育に対する美学とでも言いますか、教育に対する夢をそれぞれが持っています。子ども達と、そして保護者のみなさんと一緒に、夢の世界を創っていくことが出来るのが、この学校のよさであり、魅力であると思っています。また、教師の一人ひとりが自立しているので、学級経営や研究教科に関する互いの共同が公立小学校より少なく、足の引き合いや下方修正がないのです。一つの学級が一つの学校のような様相を呈することもあります。大いなる伝統の上に、それぞれの教育の夢の形を作り、全国レベルの研究会で、常に自分の研究を世に問うています。

 研究会に来られる先生方は、私たちの教室から、一つの夢の姿を感じて帰られます。子ども達に夢を与える学級は、参観の先生方に夢を与える学校なのです。そこがこぎつね小の存在価値です。

 

●読書の秋

 子ども達は、本を読んでいますか。いつでも、どこでも、本を置いておくことが大切です。勉強机、食卓、トイレ、かばんの中、寝室、テレビの上など、それぞれに本を置いておくことを進めます。私の読書が一番進むのは、電車の中です。かばんには、いつも2冊入れるようにしています。

 何を読むかは、その人の個性ですが、せっかく読むのですから、今の自分に合ったものを選びたいものです。

●コンピュータ

 インターネットの出来る家庭が増えてきました。メールのやりとり、お手紙書きなどをしながら、ローマ字入力の力を付けるようにしてください。

 ホームページ作りにも、家族で挑戦してみてください。現在、学級の数家庭で、ホームページが出来ているようです。母、頑張ってください。

 

<今週の予定>     下校  

2 月                 2:30    

3 火 弁当        2:40

4 水            2:40

5 木          2:00

6 金 弁当・踊り練習   3:00

7 土 <休み>

8 日 <休み>

9 月 <休み>

10  火 運動会日課・弁当  2:40

★10月10日から運動会日程になります。毎日、体操服が必要です。忘れないようにしてください。