I AM SCARY OF KIDS. 平成12年6月19日(月)
「なんてすごい子ども達なんでしょう。」というのが、この意味です。先日の2年月組の子ども達の集会発表を見ていて、たかが8歳の子どもにすっかり負けているなと感じました。ピアノ、バイオリン、バレエ、イタリア語、絵画、記憶、運動、遊び技、などなど、とてもびっくりさせられました。それと共に、私たち大人の進歩があまりにも少しなのにも愕然とさせられました。本当に日々の成長にきらきらする輝きを感じます。この子ども達の個性、能力を、互いに認め合い、つないでいきながら成長させていきたいと思いました。
ドッジボールをしていても、その成長を日々楽しめます。5時間ほど体育で続けてしたのですが、毎回うまくなっていくのです。最初は逃げることも出来なかった子ども達でしたが、次第に受けられるようになり、次は、受けてその瞬間攻撃に転じることができるようになりました。連携プレー、チームプレーも見られるようになってきます。家でも、ボール投げをしているのか、投げるボールもするたびにとても強くなってきています。機を得た子どもは、急勾配に進歩します。
朝の会の発言も、しっかりしてきました。とうてい2年生と思えない、自分の思いがしっかり入った発言をしています。育友会の親の話し合いよりも立派です。友達のよさを賞賛する、疑問点をたずねる、詳しく追究するなどのおたずねが、力を集結して、「学級の学びの文化」を形成しつつあります。こうなると、国語も算数も理科も社会も、子ども自らが追究していく学習ができあがっていくのです。自分の学習問題として捉えた追究が、その教科でも進められるようになってきているのです。学習の自立、学習は自分が求めて進めていくものだとの自覚が、子どもの能力を、本当に進化させるのです。
自立の姿は、日直や給食当番の進め方でも見られます。女の子が仕切って、男の子が命令されているという構図がないでもありませんが、子どもの視野がクラス全体に広がってきています。本校の問題点は、男の先生が多いので、これまで女の子にたよった活動が多いのかもしれません。このことで男の子がいい感じに育たないのかもしれません。男子と女子がバランスよく育つ学級にしていきたいと思っています。今は精神発達上しかたないのかもしれませんが、今後、男の子の自立を促すこと、男をいい男として育てることが、素敵な学級、いい男と女の人間関係を育てることになると思います。
●ウォーホル展
先日、梅田大丸で見ました。20世紀後半のポップアートのリーダーです。5月に東京で見たピカソ展とはまた違う、時代を創るアーティストであることが感じられました。バスキアとの共同作品もあり、天才はつながり、時代は創られます。「発想が財産」であること、これが教育の世界では軽く見られがちです。これでは子どもは育たないなと思いながら見ていました。
●水泳
来週の月曜日から、水泳が始まります。ほぼ毎日ありますので、水着、帽子、カードの忘れ物がないようにしてください。見学の場合は、必ずカードにその理由を書いてください。できるだけ見学しないように、1回でも抜けないように、健康に心がけてください。
●PTCC行事金魚すくい
ありがとうございました。準備、そして当日の進行、大変だったと思います。
<今週の予定> 下校
19 月 1:20
20 火 内科検診 2:40
21 水 2:40
22 木 2:00
23 金 集会発表2星 3:00
24 土 <休み>
25 日 <休み>
26 月 水泳はじめの会 1:20