ヒガンバナが咲き始めました。ネットで情報を調べてみました。
「彼岸花の大きな特徴は、一般的な花と少し違うその生態。彼岸花は球根から花が出てきて、その花が枯れた後に葉が成長します。だから葉がない状態で花が咲いているのです。花と葉を同時に見ることができない事から「葉見ず花見ず」と言われ、昔の人は恐れをなしたとか。実は冬から春にはちゃんと葉が繁り、花をつけない寒い季節にしっかり栄養を球根に貯えているのです。多くの植物は春に芽を出し、夏に葉を繁らせ秋に枯れますが、彼岸花はその逆。冬に葉を繁らせ春に枯れ、秋に花を咲かせます。
一般的に呼ばれている「彼岸花(ヒガンバナ)」は、秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前です。毒のあるこの植物を食べた後には「彼岸」=「あの世(死)」しかない、ということに由来するという説も。英語では「Red spider lily(レッドスパイダーリリー)」「Hurricane lily(ハリケーンリリー)」「Red magic lily(レッドマジックリリー)」などと呼ばれます。彼岸花は別名が多いことで知られています。その数、なんと1000以上とも。一番多く耳にするのは「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」ではないでしょうか。法華経などの仏典に由来し、梵語で「紅色の花」を意味すると言われています。その他、仏具の天蓋に似ていることから「天蓋花(テンガイバナ)」、学名の「Lycoris radiata(リコリス・ラジアータ)」から「リコリス」などの別名もあります。」(じゃらんニュース)
♫ 花散里(源氏11) ♫