朝、菅池周辺でキカラスウリの花を見かけました。キカラスウリについて、ネットで情報を調べてみました。
「カラスウリとキカラスウリ。この2種は土手や林のふちに生える,普通にみかける植物です.キカラスウリの花は昼間でもよくみかけますが,カラスウリの方は昼間に咲いているのをみた記憶がありません.これは花の咲き方に秘密があります.この2種は夜に花が咲きますが,夜さく花といえばシャコバサボテン類の月下美人が有名です.月下美人の花が咲いたとしばしばニュースになりますね.カラスウリとキカラスウリもそうした植物の一つですが,両方とも夕方に花が開くのは同じで,カラスウリの方は朝にはしぼんでしまいますが,キカラスウリの方は夜が明けても咲いています.普通,夜に咲く植物はスズメガの仲間に花粉を運んでもらうために,白や黄色の明るい色の花をつけ,良い香りを漂わせます.カラスウリに比べてキカラスウリの方が開花時間が長いということは,なにか花粉媒介の仕組みに違いがあるのかもしれません.また,カラスウリの花期は7月から8月にかけての1月くらいなのに,キカラスウリはかなり長い間咲いています.こうした違いを探るとカラスウリとキカラスウリの戦略の違いがわかるかもしれませんね.」(徳島県立博物館)
♫ 乙女(源氏21) ♫