ネット上で使えるAIがいろいろあります。学生をはじめ、子ども達も使うようになり、夏休みの感想文や計算問題などの宿題も、AIにお願いすると、直ぐに答えが出てきます。最近すごいのは、映像で読み込んだ計算問題でも、テキストに変換し、さらに、その答えを出してくれます。また、夏休みの宿題の感想文では、例えば、「注文の多い料理店」の感想文・小学校4年生・800文字程度で書く、と条件を入力すると、AIが例文を書いてくれます。そのまま、丸写しする、また、参考にすることも、個人が選ぶ事ができます。これまでも、AIがない時代は、感想文の書き方の本を読んだり、筆者の宮沢賢治さんの伝記を読んだり、「注文の多い料理店」についてプロが書いた考察文を読んだりして、感想文に立ち向かうことはありました。今は、いろいろなAIが書いてくれる感想文をいくつか集め、それらに自分の経験や意見や感想を入れ込んで、再構成すると、読み応えのある感想文になると思います。さらに、AIが書いた例文数個と、自分の経験・意見・感想を箇条書きに書き込んで、一つの感想文に仕上げてとAIにお願いすると、自分だけの感想文が出来上がります。夏休み明け、教師は、このように書かれた感想文をどのように読めばよいのか・・、大変な時代になってきているなと思います。
♫ 藤裏葉(源氏33) ♫