新聞に、今年度行われた学力テストの結果についての考察が掲載されていました。「大阪府は、小・中、全教科平均に届かず」と、出ていました。深刻な問題であると、大阪の先生方は、捉えなければいけないと思われます。特に理科が低いのは、教科書執筆に関わってきた者にとって、とても残念なことです。
どんなところから改革を進めるとよいのでしょうか。
①学校現場の教育環境の充実に向けて予算を付ける。②校内・市内の、先生方の研修制度、相互学習会の充実。③子ども達が使っているスマホやデジタルゲームなど時間制限。④読む力、書く力、話す力など、基礎的学力の充実。⑤デジタルと紙の教科書の、どちらがどのような部分で、子どもの学力にとって有効かの検証。⑥充実した授業時間(45分間)の実現。毎時間、子ども達全員が活躍する授業法の確立。⑦計算問題や漢字書き取りなどの宿題より、生活日記を書く課題を与える。⑧学校図書館、地域の図書館をフル活用する学習。⑨ノート指導を研究し、ノートの点検を毎時間行い、質の高い子どものノートの成立を目指す。⑩聞き取り、対話、調査、見学など、行動的な学習をする。⑪地域学習、校外学習、野外観察、など、遠足を学習の場とする。⑫子ども達の自主的な学級自治組織、学習組織を作る。⑬専科の先生、学年の先生、管理職などとの、検討会の時間を持ち、子ども達の教育を組織的に進める。
♫ 澪標(源氏14) ♫