仮想研が、今日で900号になりました。あと100日続くと、1000号に到達します。
仮想研は、仮想科学教育研究所の略としています。かつて、大学を出て直ぐに勤めた所が、科学教育研究所です。今はもう、科学教育研究所の組織も建物も無くなっているので、今頃になって、自分一人で、かつての科学教育研究所を、ネットの中に仮想研として復活させて、細々と理科教育に関することについて書いていこうとしています。
かつての科学教育研究所では、地学研究室に所属していて、4年間仕事をしました。小中高の先生方の、地質岩石分野の単元の支援や、市民講座をしていました。当時の科学教育研究所には、天文、地学、植物、動物、物理、化学、調査研究室などの独立した研究室があり、堺市の学校現場の理科教育が、かなり高度なレベルで支えられていたと思われます。また、このような科学教育研究所は、全国各地にもあり、日本の理科教育は、かなり高度な教育がなされていました。このような科学教育研究所が現在まで存続していれば、2000年代は、科学立国日本として世界トップクラスに発展していたのではないかと惜しまれます。
今の仮想研では、ネット上にある、いろいろなデータの中から、理科教育に関することを引用させてもらい、自分自身が学ぶコーナーとして書くようにしています。引用が大半なのですが、自学として学ばせて頂けていることを有り難く思っています。引用元は、必ず書くようにしています。
♫ 花宴(源氏08) ♫