田んぼ周辺の植物は、これまでかなり観察してきていると思っていたのですが、今日は、コシカギク(小鹿菊)という植物を初めて見ました。マメカミツレかなと思ったのですが、コシカギクのようです。ネットで情報を調べてみました。

 「コシカギクは、オロシャギク(お露西亜菊)ともよばれる。アジア北東部または北米原産の帰化植物 (北海道では自生とされることもある)。全国の路傍や荒れ地に生える一年草。菅平ではセンター付近の路傍で見られた。全体無毛で強いキク臭がする。茎は高さ10~50 cm、よく分枝する。葉は互生、長さ2~5 cm、2回羽状に細かく全裂する。花期は7~9月、枝先に直径 6~9 mm ほどの頭状花序(頭花)をつける。総苞片は4列に列ぶ。花床は円錐形で鱗片を欠く。頭花はすべて筒状花からなる。冠毛は白色で小冠状。花冠は筒状、先端に4歯があり、淡黄色。雄しべは5個、集葯雄しべ。葯の下部は鈍形。雌しべは1個、2心皮性、子房下位、基底胎座。果実は下位痩果、長楕円形で切頭。」(筑波大学生物学類)

 「シカギク(鹿菊)と似ていて小さいからコシカギクという。別名はオロシャギク。オロシャとはロシアのこと。類似種、コシカギク、シカギク、イヌカミツレは、共に葉が細かく分かれている点は似ている。シカギク、イヌカミツレは高さが50~60㎝に達すること、花には白い花びらがあることから、コシカギクと区別できる。また、シカギクは、一般に海岸の砂地が主な生育地である。」(北海道開発局)

 

コシカギク(オロシャギク)

菅池近く田んぼのあぜ道

 

 

 

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