初めて写真を撮る植物です。最近植物の記録を丁寧にしていると、このような初めて見かける植物に出会うことになります。ネットで情報を調べると、よく見られる植物だそうです。
「アゼスゲの名のとおり、比較的環境良好な水田の畦や休耕田、中栄養な溜池畔・湿地に生育する多年草。低湿地の植生を形成する重要種。農耕地周辺の湿った場所に良くみられ、日当たりのよい場所を好む。地中に細長い根茎を横走させて群生し、時に休耕田などを一面に覆うこともある。日陰に群生するものはあまり花茎を付けず、根茎を伸ばして殖える傾向があるようだ。地下には横走する根茎があり、まばらに叢生する。基部の鞘は褐色、または紫褐色の部分があり、その葉身の縁は内曲する。葉幅1.5~4mm。
花茎は20~80cmになり、頂部に3~5個の小穂をつける。花序の頂小穂1~2個は雄性で、側小穂は雌性。雌小穂は長さ1.5~5cm、幅3~4.5mmの円柱形で、ときに先端部に雄小穂がつく。雌鱗片は側面が黒紫色で、中肋は緑色、鈍頭で果胞より短いものから、鋭頭で果胞よりながいものまで変異に富む。」(西宮の湿性・水性植物)
アゼスゲ
♫ 東屋(源氏50) ♫