ヒオドシチョウは、かつて2021年7月に、槙尾山で一度撮影しているので、今回で2回目撮影のチョウです。今日は二上山雌岳山頂近くで撮影しました。冬越しをしたチョウのようです。羽の周りの黒い帯の部分が傷んでいます。ヒオドシチョウについてネットで情報を調べてみました。

 「鮮やかな褐色に黒い斑点、縁の光沢のある白(青)が美しいタテハチョウ。「ヒオドシ」は戦国時代の武具である「緋縅」に由来している。翅の裏面は樹皮のような色合いをしていてかなり地味である。飛ぶ速度は速く、樹液を吸っている時や地面に止まって休んでいる時などが観察のチャンスだ。低地から山地までの雑木林や公園などに広く生息する。3月ごろから11月ごろにみられる。早春の個体は前年から越冬した個体で、秋には夏に発生した個体がみられる。幼虫は主にエノキを食べる。そのため、エノキのある場所なら市街地内の公園などでも見つけることができる。成虫は樹液や獣糞を好み、花の蜜には寄り付かない。」(目に見えるいきもの図鑑)

 今日、ヒオドシチョウと同時に見かけたテングチョウも、成虫で越冬するチョウのようです。羽が傷んでいました。

 

ヒオドシチョウ

二上山

 

 

♫ 宿木(源氏49) ♫