今日は、暖かくなり、大和川河川敷で多くのモンキチョウが飛んでいる姿を見かけました。ネットでモンキチョウについて調べてみました。幼虫や蛹で、冬を越すことが分かりました。

「極端に冬と春が行ったり来たりした2月。春を飛び越えて初夏の陽気になった日もあり、成虫で冬を越しているキタテハも陽気に誘われて出てきていました。

 チョウの仲間は様々な形で冬を越していますが幼虫で冬を越していたモンキチョウも成虫が見られるようになります。年数回発生し、春先に出るものは小型になります。モンキチョウは開張40mmから50mm日本全国の山地から都市部の民家周辺まであらゆる環境で生息しているチョウで、かつては成虫で越冬すると考えられていてオツネンチョウ(越年蝶)と呼ばれていました。蛹で冬を越すこともありますが、幼虫で冬を越し、早春から成虫が見られ晩秋まで見られます。幼虫はコマツナギ、シロツメクサ、レンゲソウなど広くマメ科の植物を食草とし、公園や河川敷にクローバーが植えられたことにより数を増やしたともいわれます。

 成虫は各種の花を訪れ吸蜜するのでマメ科の植物と花があるところなら出会える可能性があると言えます。モンシロチョウと並び日本全国で普通にみられる種とされていますが、それほど多く出会える感じはありません。日当たりの良い環境を好むので、公園や河川敷などでは本当に普通に飛んでいるかもしれません。

 黄色い翅で表の先に黒い紋があり後ろの翅には白い紋が一つあります。黄色いチョウといえばキタキチョウがいますが、キタキチョウよりも淡い黄色をしています。メスは白色のものもいるのでモンシロチョウと見間違えることもあるかもしれませんが、後ろの翅の紋で分かります。飛び方はモンシロチョウより早く直線的です。吸蜜しているときによく見てみると翅の縁や頭の部分にピンクがかった部分があるのがまた可愛いので観察してみてください。」(埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター)

 

モンキチョウ

 

♫ 春分次候 ♫