連続テレビ小説「らんまん」で、幾度となく登場した可憐な花「バイカオウレン」です。今日、花の文化園で初めて見ることができました。ネットで、情報を調べてみました。
「バイカオウレンはその名のとおり、ウメに似た形の白い花を咲かせる常緑の多年草です。山地の森林内にある、腐植質に富んだ湿った場所に生えています。花の直径は1.5cmほどで、白い花弁に見える部分は萼片です。花は、根元からまっすぐに伸びた高さ3~10cmの花茎の先端に1輪咲きます。花弁は蜜腺に退化しており、黄色く目立ちます。蜜腺の先端の広がっている部分(舷部)は平たく皿状で、雌しべの花柱(雌しべの細い部分)はまっすぐです。葉は5枚の小葉からなり、革質で光沢があり、葉脈がへこんでいます。根元からほふく枝を伸ばしてふえるので、自生地では群生しているのが普通です。」(みんなの趣味の園芸)
「高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士が好んだとされるバイカオウレンが佐川町の公園で咲き始めました。バイカオウレンは、牧野博士が幼少の頃、生家の裏山で親しんだ花。牧野博士にとって望郷の思いを象徴する、最も愛した植物の一つです。バイカオウレンは本州や四国の山林に自生するキンポウゲ科の白い花が特徴の植物で、植物学者の牧野富太郎博士も好んだとされています。博士の墓がある佐川町の牧野公園には、およそ300坪のバイカオウレンの群生地があり、例年1月下旬には花を咲かせますが、ことしは寒波などの影響で開花が遅れているということです。花は2月中旬になってようやく咲き始め、訪れた人たちが春の訪れを告げるかわいらしい花をスマートフォンで写真に収めるなどしていました。」(NHK)
バイカオウレン
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