TIMSS2023調査の世界順位が新聞に出ていました。

理科小学4年は、①シンガポール、②韓国、③台湾、④トルコ、⑤イングランド、⑥日本、

理科中学2年は、①シンガポール、②台湾、③日本、④韓国、⑤イングランド

算数小学4年は、①シンガポール、②台湾、③韓国、④香港、⑤日本、

数学中学2年は、①シンガポール、②台湾、③韓国、④日本、⑤香港、

と言うような結果でした。ネットで、考察を調べてみました。

「2023年に実施された国際教育到達度評価学会(IEA)のTIMSS2023の結果が、2024年12月4日発表された。算数・数学の成績は前回調査(2019年)と比較して有意な変化はなく、高水準を維持している。一方で、理科の成績は小中学生ともに前回と比べ有意に低下していることが明らかになった。また、調査結果からは、算数・数学、理科への興味・関心が男子の方が女子より高いことがうかがえる。また、児童生徒がICTを活用する自信があるほど平均得点が高い傾向が見られ、日本の児童生徒の自信は国際平均と同程度であることがわかった。なお、文部科学省は、GIGAスクール構想の推進を通じ、1人1台端末の整備を進めているが、ICTを活用した学習の改善に取り組む教師の指導を受けている児童生徒の割合は国際平均より低い点も浮き彫りとなった。」(リセマム)

 小学校算数4年では、①シンガポール、②台湾、③韓国、④香港、⑤日本、とあり、特殊な国、地域が、上位を占めているなと思いました。日本は、理数学力の国際調査では上位であるけれど、国際的な経済発展、科学力、AI関連の企業などは、全く世界から遅れをとってしまっています。さらに、大学の国際比較は、世界上位100校に入る大学が殆どないということなので、高校、大学教育が、うまく出来ていないということなのでしょうか。インド、中国、アメリカ、そして、ヨーロッパ諸国、すごい勢いで大学での研究が進んでいるらしく、このTIMSS2023の子ども達の学力の国際比較で一喜一憂している場合ではないのでしょう。

 

 

♫ 大雪 ♫