今ちょうど、あちこちの街路樹や公園のケヤキが綺麗に紅葉をしています。ケヤキの紅葉は、黄色から赤までいろいろなグラデーションがあるので、とても華やかです。ケヤキについて、ネットで情報を調べてみました。

 「ケヤキはみなさんの身近にある日本を代表する木材です。ケヤキは、広葉樹の1つでニレ科ケヤキ属の落葉高木、日本では昔「ツキ(槻)」という名でも呼ばれていたそうです。雌雄同株・雌雄異花で、花は4~5月頃に開花します。ケヤキの木と聞くと”紅葉”の木というイメージが多いと思いますが、各木によって紅葉の色は赤や黄色など異なります。ケヤキの木の主な原産地は日本、中国、朝鮮半島などの東アジアで、日本の国内においては、北海道以外の本州、四国、九州のほぼ全域に生育しているため、どの地域でもケヤキの木を見ることができるような状況です。山や道沿い、神社、お寺の境内など様々な場面でご覧になった事がある方も多いでしょう。関東近郊に立派なケヤキが多い理由としては、昔徳川幕府がケヤキの木の植栽を奨励し、立派なケヤキのある家は格式が高いとされたことが要因と言われております。

 樹皮は特徴的です。人間の皮膚と同様に木も皮が剥がれ落ちていきます。新陳代謝で新しくなるのですが、うろこの様に浮き上がり、触るとぽろっと落ちることから他の木にないユニークな点も持ち合わせていると言えます。様々な場所で使用されているケヤキですが、木材としてもとても優秀です。耐水性・耐久性に優れ、使用期間も長期で、かつ木目も美しいため重宝されています。建築・家具・彫刻・和太鼓・木臼(餅つきなどで使う)・仏像彫刻・お盆、お椀などの漆器などに利用されていることからもケヤキの木の価値がお分かりいただけるかもしれません。家具の中でも和の家具によく使われており、和箪笥、和机、ちゃぶ台などが昔よく作られておりましたが、近年は西洋文化の流入により、家具の材料としてケヤキ材が使用されることが減ってきております。」(静岡市の木工所|成澤木工株式会社)

<以上の解説から次のようなことを学びました>

 ①落葉高木、雌雄同株・雌雄異花で、花は4~5月頃に開花。

 ②各木によって紅葉の色は赤や黄色など異なる。

 ③ケヤキは日本、中国、朝鮮半島などの東アジアに分布。日本の国内においては、北海道以外の本州、四国、九州のほぼ全域に生育している。

 ④ケヤキの樹皮は、人間の皮膚と同様に、木の皮が剥がれ落ちる。うろこの様に浮き上がり、触るとぽろっと落ちる、他の木にないユニークな点を持ち合わせている。

 ⑤木材としてとても優秀。耐水性・耐久性に優れ、使用期間も長期で、かつ木目も美しいため重宝されている。建築・家具・彫刻・和太鼓・木臼(餅つきなどで使う)・仏像彫刻・お盆、お椀などの漆器などに利用されている。

 

ケヤキ

新金岡団地

 

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