ネットでキタテハについて情報を調べてみました。教科書会社のホームページがありました。詳しく書かれています。

 「体のつくり:成虫は、はねの表は茶色で、黒いもようがある。はねのうらは木の皮のように見える。夏型と秋型があり、秋型のほうが、はねの表は赤っぽくなり、はねのうらはかれ葉のようになる。6 本のあしのうち、頭に近い 2 本を体にそってたたんでいるので、ふだんはあしが 4 本に見える。

 たまごは、黄緑色や緑色で、大きさは 1 mm より少し小さい。丸い玉のような形をしていて、たてに 10 本ぐらいの白い筋がある。よう虫は、全体的に黒っぽい体にしまもようがあって、黄色やオレンジ色のえだ分かれしたとげがたくさんある。さなぎは、だいたい 2 cm と 3 cm の間あいだぐらいで、茶色をしている。

 育ちやくらし:たまごはカナムグラなどに産みつけられて、たまごからかえったよう虫はそれらの葉を食べる。1 齢幼虫は 4 回皮をぬいで終齢幼虫になったあと、さなぎになり、成虫になる。多くが成虫のすがたで冬を越して、春になるとたまごを産む。成虫が見られるのは、冬を越した 3 ~ 4 月ごろと、春に産みつけられたたまごが育つ 5 ~ 11 月ごろ。林の近くや土手などで見られる。よう虫は、口から糸を出してカナムグラなどの葉を屋根のような形にして巣を作る。よう虫のとげは、ささりそうな感じがするが、さわってもいたくない。」(教育出版)

 幼虫は、カナムグラを食草とすることが分かりました。

 

キタテハ

しらとり公園

 

 

 

♫ 朴(ほお) ♫