筆文字練習は、書き始めるまでの準備と、片付けに時間がかかってしまうので、なかなか取り組む気持ちになりませんでした。最近やっと、いろいろ整ってきたので、直ぐに始める事ができて、片付けにも時間がかからなくなりました。墨は、墨汁を使っているので、お皿に出すだけです。紙は、半紙がロッカーに、条幅など大きな画仙紙は棚に整理したので、直ぐに使える状態にあります。画仙紙に書いた大きな練習作品は、これまでは新聞紙を広げて並べていたのですが、いらなくなったタオル地のシーツを広げて並べるようにしました。筆の片付けは、ペットボトル2本に水を入れていて、このペットボトルの中で筆を洗っていらない半紙で拭き取るようにしました。また、その筆を拭いた濡れた半紙で墨汁を出したお皿を綺麗にします。いろいろ進化してきて、片付けが短時間でできるようになりました。

 書くテーマは、かつてお習字を習っていた頃(50年前)の会誌(お手本)を順番に引き出して書いています。半紙の臨書作品、条幅作品などのお手本が載っています。また、仮名、手紙作品のお手本も載っているので、一冊の会誌(月刊誌)を、漢字練習の日と、仮名練習の日に分けて、1冊を数回使って練習をするようにしています。

 また、学生の頃に買った書道全集を持っています。26冊プラス別冊2冊にもなる、書道の歴史を全てたどることができる全集です。書道会の月刊誌を使い終わったら、次に、この全集を見ながら練習、作品作りができるなと思っています。

 まだまだ、思ったように筆が扱えないような状況です。道具は全て揃っているのですが、長い期間筆を持ってこなかったので、全く書けないことが自覚出来ています。運動選手のように日々のトレーニングを重ねて、もう少し、自分が思っているように、見た目きれいに書けるように高めたいと思います。本当は、毎日筆を持つと良いのですが、なかなか続きません。目標は、手紙やハガキを筆で書くことができることを目指します。長年、ワープロ、パソコン生活をしてきたので、仕方ありません。パソコンは、ブラインドタッチで早く打つことができます。

 

 

朝ドラの「おにぎり」の

書道部の部室のようになってきました。