9月になっても真夏のような、35度を越える日々が続いています。最近歩いていると、汗が指先から地面に落ちるほど、汗をかきます。今日は、汗についてネットで情報を調べてみました。

 「そもそも汗は、体温を下げるために出ているもの。汗は体の表面で蒸発し、そのときに「気化熱」という熱を放出します。この作用により、体温を下げているのです。汗は、血液から血球を取り除いた残りの液体成分である、血漿(けっしょう)という成分がもとになっています。汗を出す器官である汗腺は、血管のすぐ近くにあり、体温が上がりすぎないよう、状況に合わせて血液中から血漿を取り出し、汗をつくっているのです。 血漿は99%以上が水分ですが、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも含みます。ミネラルは体に必要なものですから、汗腺は、血漿の中の水分だけを濾過し、ミネラルは再度血管に戻してから汗として排出します。こうして出てきた汗は限りなく水に近いので、サラサラしています。これが「いい汗」です。ところが汗をかく習慣があまりないと、汗腺の濾過機能が衰え、ミネラルも一緒に汗の中へ。すると、濃度が濃いベタついた汗になり、ミネラルが皮膚の常在菌と結合して、くさい汗になるのです。おまけに、濃度の濃い汗は大粒になって蒸発しにくいので、本来の目的である体温調節もできません。まさに無駄ばかりの「悪い汗」です。

いい汗にするには、たくさん汗をかき、汗腺を鍛えることが大切です。」(サワイ健康推進課)と、書かれていました。

 血液から絞り出された水分が汗ということです。血液は、腸で吸収した栄養分を運んだり、酸素・二酸化炭素を運んだり、体に入り込んだ病原体をやっつけたり、汗として水分を出して体温を調節したりと、本当に素晴らしい働きをしているのだなと思います。

 

 

♫ 野芥子(のげし) ♫