今日は、雨が降ったりやんだりの日となり、歩きに出かけませんでした。

 久しぶりに筆文字の練習をしました。まず、1時間ほどは、かつてお習字を習っていたころの月刊誌を見ながら練習をします。月刊誌は10年分ほどあります。楷書、行書、草書、篆書、隷書、仮名、手紙、条幅などのお手本や臨書課題が掲載されています。当時は、これらのお手本を見ながら、競書に出していました。50年も前のことです。こぎつね小学校の先生になってからは、お習字から全く離れていました。今日は、1時間ほど筆を持って、お手本を見ながら書くと、少しはかつての感覚を思い出します。毎日すれば良いのですが、なかなか毎日続けられません。一番練習をしていた大学生の頃は、「3日筆を持たない日があると、うまく書けなくなるな」と、思うようなこともあったのですが、今は50年ぶりで、さらに、なかなか筆文字練習が続けられないという状況が続いて、全く下手くその境地です。

 下手でもしかたありません。今日は、臨書練習の後、次のような、花の名前を、書いてみました。また、ブログに少しずつ掲載していこうと思います。今後も練習は続けようと思うので、10年間も続けると、少しはまずまずの作品が書けるようになるかなと考えます。

 苦参(クララ)、黄檗(きはだ)、牛膝(いのこづち)、落葉松(からまつ)、霞草(かすみそう)、夾竹桃(きょうちくとう)、女郎花(おみなえし)、万年青(おもと)、伊吹(いぶき)、野芥子(のげし)、浜木綿(はまゆう)、風信子(ひやしんす)、瓢箪(ひょうたん)、鬼灯(ほおずき)、郁子(むべ)、孟宗竹(もうそうちく)、木斛(もっこく)、蓬(よもぎ)、蘭(らん)、林檎(りんご)、吾亦紅(われもこう)、などを書きました。

 なぜ、筆文字の練習が億劫なのかと考えると、やはり、片付けが面倒だということです。お皿に墨汁を出して書いているのですが、そのお皿を綺麗にする、書いた作品を束ねる、出来た作品は皺にならないようにファイルに入れる、筆の墨を洗うなど、かなり片付けに手間と時間がかかります。手も汚れます。早くこれら一連の動作を、難なく出来るようにしないと、また筆文字練習が飛び飛びになってしまいます。

 

 

♫ 万年青(おもと) ♫