フィールドワークは途中で雨が降ってきたので1時間ほどで戻ってきました。そこで、午前中に、孫の小学校の夏休み作品展を見に行きました。理科研究、工作、絵画、書作品など、一人どれか1点、自分で決めて展示しています。孫は、理科研究ではなくて、貯金箱工作を展示していました。いい選択だと思いました。孫が小学校に行き始めて、毎年、夏休みの作品展を見に行っています。特に、理科研究を中心に、それぞれ手に取って、中の記述まで読むようにしてきています。やはり理科研究は一般家庭では難しく、本からの調べ学習をしたものが多く見られます。親の協力なく、子どもだけでは、観察や研究をまとめることは、とても難しいということです。知識を増やす、科学に興味を持つという意味では、本からの調べ学習で良いのですが、自然の変化や、電気工作など、物を相手にその様子を追求するような研究は、高度な取り組みです。

 今回、孫が理科研究を体育館に展示すると、100ページを超えるチョウの研究は、周りの理科研究から浮いてしまう可能性があります。堺市学校理科展(各学校から6作品)には出品されるようなので、そこでは、他の学校からも出品された理科研究と一緒に見てもらえると思います。

 やはり、日々の学校の理科学習の中で、子ども達に、自ら研究や観察のテーマを持たせ、研究を学校でまとめさせるように、カリキュラム改革が必要だなと思いました。

 

 

 

♫ 巻耳(おなもみ) ♫