今年のクマゼミは、堺市では6月の末から鳴き始めて、お盆過ぎには家の近くではクマゼミの鳴き声を聞かなくなりました。ネットで、クマゼミの鳴く期間について調べてみました。
「クマゼミは、7月中旬から9月上旬にかけて鳴きます。沖縄では6月上旬から鳴くこともあります。鳴き声は「ワシワシ」や「シャシャシャ」「ワシワシワシ」などと刻みながら鳴きます。クマゼミは、都市の公園など明るく乾燥した環境を好み、落葉広葉樹のケヤキ、エノキ、ポプラ、ボダイジュなどの木に生息しています。種類によって鳴く時間帯が大体決まっており、クマゼミは午前中に鳴くと言われています。」と、情報がありました。今年は特に猛暑の日が多かったので、6月末から8月半ばの活動のようでした。特に堺市は雨が少なく、草木も虫たちも生きづらい日々が続きました。
気象庁の7月の気候のまとめには、「東・西日本と沖縄・奄美は強い太平洋高気圧の影響で暖かい空気に覆われやすく、記録的な高温の日もあり、月平均気温は全国的にかなり高かった。月平均気温平年差は、東日本で+2.3℃と7月1位タイ、沖縄・奄美で+1.3℃と7月1位を更新(1946年の統計開始以降)。全国62地点の気象台等で月平均気温が7月歴代1位の高温(タイ記録を含む)。日本の月平均気温(15地点)の基準値からの偏差は+2.16℃で7月1位を更新(1898年の統計開始以降)。」との報告があります。クマゼミたちも、早く羽化して、早々に成虫の2週間の命を終えてしまっているようです。
♫ 処暑次候 ♫
