今日は、図書館で借りた『パレットジャーナル活用術』という、手帳の書き方の本を読みました。先週は、『メモの魔力』(もう三回目)を読んでいます。手帳や、メモや、ノートや、日記などの書き方については、こぎつね附属小学校で先生をしている頃から、常に興味を持っていて、いろいろな本を買っていました。今、家の本棚には、これら記録について書かれた本が、まだかなりあります。子ども達に、いかに適切にノートを書かせるとよいのかについて、常に悩みを持っていました。こぎつね附属小学校で先生をしている頃は、最終的に、次のようなことにこだわったメモ、ノート、日記、自分の記録などの方法に行き着いたと思います。

 メモを書く力は、毎日の朝の会の元気調べ(一人一言、全員40人が短く何か気付きを話す)の記録をさせることが、最高のメモ力を高めることにつながりました。

 ノートは、今日の「学習の目当て」を最初に数行書かせ、学習の終わり5分で、「ふりかえり」を数行書かせるようにしてきました。全ての教科のノートは、毎時間、「めあて」で始まり「ふりかえり」で、終わるようなノート作りをさせていました。「めあて」「ふりかえり」を書いている時間に、数人、発表させました。その発表は、教師が板書するので、板書にも「めあて」で始まり「ふりかえり」の記録で終わるようにしていました。

 日記は、月~金曜日までは、学校の学習や活動で印象に残ったことや、さらに考えたこと、調べたことなどを書くようにさせていました。土・日曜日は、家での生活の中で見つけた学習に関することを書かせるようにしていました。教師からすると、子ども達が日記に書きたくなるような学習を常にしているかという指標になり、子どもの学習からすると、いかにのめり込んで日々学習生活を送っているかが分かります。教師としては、学年便りを週に1回、学級便りを週に2~3回書いて配布していたので、そこに書くことが、ほぼ教師の日記になっていました。

 教師の日々の記録は、A4判ノートを教室で使っていて、小さく印刷した、名簿や座席表を毎日ノートに貼り込んで、そこに、気になった子どもの行動や発言、記録をしておきたいことなどを書き込んでいました。指導案や、授業の記録、連絡、手紙なども、貼り込むようにしていました。

 現在は、「悠遊探路」を毎日書いています。かつての先生生活の頃より積み上げてきた「書く」という活動を、今も続けるようにしています。

 

 

 

♫ 翁草 ♫