今日は、しらとり公園で、ヤマトタマムシ(Chrysochroa fulgidissima)を見つけることができました。ヤマトタマムシについて、ネットで情報を調べてみました。

 「日本の甲虫の中で最も美しいといわれる。緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦縞が入る。見る角度によって色が変わって見える。英語でJewel beetle(宝石のような甲虫)と呼ばれる。天敵である鳥は、「色が変わるもの」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せつけないようだ。平地から低山地に分布。エノキやケヤキの高いところを日差しの強い暑い日中に飛翔している。飛翔活動が活発で人が近づくと飛び去って逃げることが多い。見られる時期は、6~8月。7月後半が最も多い。交尾を終えたメスはエノキ、ケヤキ、サクラの枯れ木などに産卵する。幼虫から蛹(サナギ)を経て2、3年で成虫になる。成虫の寿命は2ヵ月程度。ヤマトタマムシの上翅(じょうし:上の硬いはね)は、死んでも色が変わらないので、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている。またこの昆虫の色彩が変化することから、どのようにも解釈ができ、はっきりとしないものごとの例えを「玉虫色」という。」(HONDA生き物図鑑)

 今日は、羽化して直ぐのタマムシなのか、逃げないでじっとしていました。孫に見せるためにビニル袋に入れて持ち帰り、今はエノキの枝を入れた飼育ケースの中にいます。しばらく飼育してから、元の場所に戻そうと思っています。