今日、大泉緑地では、ヘビイチゴがたくさん見られました。ヘビイチゴについて、ネットで調べてみました。
「ヘビイチゴは、春に、地面をはう長いつるから3枚に分かれる葉と花をつける茎をのばし、5枚の花びらのある黄色の花を咲かせる。雄しべと雌しべはたくさんあり、花床という伏せた茶わんのようなものについている。花が終わると、雄しべは落ちてしまい、花床がふくれてくる。そして、赤く色がついた花床の表面に、雌しべの根もとの子房からできた種子がたくさんついた果実ができる。種子も赤いので、果実全体が毒々しい赤に見える。多くの植物では、果実は子房がふくらんでできるが、ヘビイチゴでは、花床という、別な部分がふくらんで果実をつくるのが特徴だ。日当たりのよい田んぼのあぜ道や、空き地の草むらに生える。初夏の赤い果実はヘビイチゴとよく似たヤブヘビイチゴだけなので、見つけるのはやさしい。ヤブヘビイチゴは日陰のやぶに生えていて、果実が少し大きい。名前は中国名の蛇苺から。直径1cmに満たないが、毒々しい赤い果実は、人間の食べものではなくて、ヘビの食べものだと考えられたという。果実には毒があって食べられないというが、それは誤りで、ただスカスカして、まずいだけである。」(国立科学博物館)と、いうことでした。
野草が茂る地面の間に、赤い実がきれいです。ヘビイチゴとヤブヘビイチゴがあるようなので、見分ける必要がありそうです。
そこで、ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの違いについて、調べてみました。
「葉の形が異なり、ヘビイチゴは丸っこい葉ですが、ヤブヘビイチゴは尖った葉をしています。ヤブヘビイチゴの葉は3出複葉で、小葉には大きな鋸歯があります。果実も異なり、ヘビイチゴのそう果にはしわがありつやなしですが、ヤブヘビイチゴのそう果にはしわがなくつやがあります。」ということでした。
今回写真をとったものは、葉の形を見ると、ヤブヘビイチゴのようです。
ヤブヘビイチゴ