カジノキ(梶の木)は、四天王寺の境内に植えられている木です。他では、まだ、写真を撮ったことがありません。ネットで情報を調べてみました。

 「中国を原産とするクワ科コウゾ属の落葉高木。コウゾやヒメコウゾと同様、樹皮を和紙、縄、布等の材料とするため日本へ渡来し、各地で栽培されていたものが野生化した。現在では中南部以西の本州、四国及び九州に分布。海外でも東南アジアやイースター島にかけた地域に広く見られる。カジノキは「神に捧げる木」として神社の境内に植えられたり、七夕の飾り(短冊)として宮中で使われたりと神事との関連が深い。七夕にカジノキの葉を使うのは、古い時代の中国でこの日に習字の上達を願ったという風習に由来する。漢字表記は梶のほかに楮、溝、殻など。カジノキの開花期は5~6月。花はその年に伸びた葉の脇に咲くが、雌雄異株であり、雌花と雄花は全く様子が異なる。雄株に咲く雄花の花序(花の集り)は、円筒形の黄緑色で細長く垂れ下がり、小花それぞれに4枚の小さな花弁と、4本の雄しべがある。雌株に咲く雌花は球状で1本の雌しべがある。雌花の後には果実ができ、7~9月になるとオレンジ色に熟せば甘味があっておいしい。」と、いうことでした。

 樹皮を和紙にする、「神に捧げる木」として神社の境内に植えられたり、七夕の飾り(短冊)として宮中で使われたりと神事との関連が深いと、いうことです。七夕のころ、このカジノキのことが関連してくるかもしれません。気を付けておくようにします。

 

カジノキ