今日は、初めてコスカシバの写真を撮りました。自分の「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログで検索しても、記録はありませんでした。ネットで、情報を調べてみました。
「幼虫は、サクラ・ウメ・モモなどサクラ属の樹木の樹幹に穿孔する。成虫は開張20〜30mm。幼虫で越冬する。越冬幼虫の令には幅があり、羽化の最盛期は越冬した幼虫の大きさと関係がある。老齢幼虫で越冬したものは春から初夏に羽化し、若齢で越冬したものは夏から秋に羽化する。多くの場合、羽化の最盛期は8~9月頃。成虫が羽化するとき、蛹の半身を幹や枝の外部にずり出し、羽化後はこの蛹殻が残る。卵は樹皮上の肌の荒れたところに1個ずつ産み付けられる。ふ化した幼虫は皮目や樹皮の割れ目から食入し、初めは浅いところを、徐々に深く食入し、形成層を侵す。被害部の樹皮下で蛹化する。木くずや糞を集めて楕円形の繭を作る。発生しやすい条件は、樹が古くなったり、胴枯病などにおかされて樹皮が荒れたりすると、食入が容易になり発生が多くなる。近くにモモ、ウメやサクラの放任園があると、そこからの飛来が多くなる。幼虫が木の内部を食い荒らし、樹勢が低下する。多発すると木が枯れることもある。食害部からは木くずや虫糞を出す。」と、書かれていました。
サクラ、モモ、ウメなどの害虫でした。クビアカツヤカミキリは、とても深刻な被害を広げているのですが、このコスカシバも、同じように、サクラなどの木の幹を食い荒らす、幼虫でした。
コスカシバ
♫ 芒種 ♫