昨年の秋に終齢のオオスカシバの幼虫を家で飼育していると蛹になりました。蛹のある飼育ケースを、家で保管をしていると、今日(4月30日)、羽化しました。オオスカシバについて、ネットで情報を調べてみました。

 「オオスカシバ(大透翅、学名:Cephonodes hylas)は、スズメガ科に属するガの一種で、和名のとおり翅が透明なのが特徴です。体色は黄緑色で、腹部に黒紫色の帯があり、腹端に黒い毛束があります。翅は透明で鱗粉がなく、羽化直後には鱗粉が残っていますがすぐに落ちてしまい、黒い翅脈だけが残ります。体尾の方になるにつれて黒、赤、黄となっており、羽音もあいまってハチやアブのように見えます。幼虫はクチナシの葉を食し、大きなイモムシです。オオスカシバの幼虫は、秋に地面に降りて繭を作り、その中で蛹(サナギ)になって冬越しをします。成虫は6~9月に2回出現し、昼間、花を訪れることが多いです。ホバリングが上手で花から花へと飛び回って蜜を吸い、産卵のためクチナシに飛来します。」と、いうことでした。

 家で、冬越しをしたオオスカシバの蛹を羽化させたのは、今回が初めてです。

 

オオスカシバ

4月30日 羽化