昨年の秋から蛹で冬を越していたナミアゲハが、今日、羽化しました。まだ、羽化していない蛹もいます。ネットで、アゲハの蛹について情報を調べてみました。
「アゲハチョウは、秋に産卵した場合、孵化した幼虫が10月末ごろに蛹になり、翌年の3月末から4月まで5ヶ月間、蛹のままで冬越しをします。昼が短くなると蛹で居続けるホルモンを出し、蛹のままでいるようにします。この蛹は越冬蛹(えっとうよう)と呼ばれ、特別な性質を持った蛹で、何ヵ月もえさを食べずに生き延び、寒さにも耐えられます。」
また、冬越しをして羽化したアゲハが、既に卵を産み始めています。我が家のヘンルーダには、いくつも卵が産み付けられます。
「アゲハは、卵から幼虫、蛹になり、羽化するまでには一か月ほどかかります。さなぎから成虫へと変化したのち約2週間過ごし、その一生を終えます。」
3年生の子ども達が、アゲハの成長を観察(卵から幼虫、蛹、羽化)する場合、一か月間の観察が必要です。
モンシロチョウについても、ネットで調べてみました。
「モンシロチョウは、卵から羽化まで約3週間で成長します。卵の期間は春から初夏の時期で3~5日、幼虫期間は9~11日、蛹期間は5~10日です。」
アゲハは、卵から羽化に約30日、モンシロチョウは、約20日です。
アゲハ
冬越し蛹
アゲハ
冬越しの蛹から羽化しました
庭の花にとまらせました